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その日は珍しくAの送迎ではなくて。
なんでも、Aは地元の大阪で
友達の結婚式に参加するために休日だと
事前に聞いていた。
ラ「Aちゃんいないとつまんな〜い！！」
康「じゃあ、俺の新作ギャグ見てや！」
ラ「嫌だあああ！！！」
康「俺だってラウに見せたいわけちゃうねん！
ほんだら、めめ見て「無理。」もう〜！！！
Aちゃんはよ帰ってきてよ〜！！！」
阿「康二もラウールもA不足か(笑)」
深「でも確かにAいないと
なんか不安にはなるわな(笑)」
翔「今朝LINEしたきり既読つかねーんだけど！」
照「お前は彼氏か(笑)」
佐「あぁ、、Aにおすすめの
漫画持ってきたのになぁ、、、
休みだって忘れてたよ、、、」
舘「早く終わればすぐ帰ってくるって
言ってたよ？ね、佐久間」
Aがいない楽屋はこうなる。
佐久間はテーブルにぐでーんと身を預けて
ラウールや翔太は、やだやだ！と
暴れ回る。
照「Aいないとやっぱり
まとまらないね、俺ら(笑)」
9人みんなが
早く帰ってきてほしい。
きっと、そんな気持ちだったんだと思う。
だから、この後起こったことは
全て夢だと。
夢だったと、思いたかった。
−バタバタバタバタ、、、バタンッ−
全員の視線が楽屋の扉に集中する。
そこには息を切らした
Aの代理のマネージャーさんがいて。
「あのっ、、、今から言うこと
落ち着いて聞いてください。」
深「なに、どうしたんですか？」
全員がキョトンとした顔でスタッフさんを見つめる
「A、、さんっが、、、
大阪で交通事故にあったそうです。」
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作者名：あやぴのかやあ
| 作成日時：2020年8月8日 22時
