日向の弟分【HQ】 (ページ6)

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「Aってそんなすごい奴だったのか…。俺、全然知らなかった…」

「むしろなんでお前が知らないんだよボケ」

「うるせー影山！！」

大丈夫だよ翔陽くん、俺も知らなかった()
ここまで褒めてもらえるとちょっと恥ずかしい気もする。いやありがたくはあるんだけど！！

というか、これ、俺練習の邪魔してない？？だいぶ時間削っちゃってるよね？？俺ただ翔陽くんにシューズ届けに来ただけだったのに…なんてこったパンナコッタ…。

「じゃあそろそろ俺、帰りますね」

「あ、そういえば日向のシューズ届けに来てくれたんだったな」

「お前も大変だなぁ、日向のお世話任されて」

「あはは、まぁ好きでやっているところもあるので」

「中学生ながらにしてこの気遣い…田中！西谷！お前らも見習え！！」

「「すごい流れ弾！！！」」

「流れ弾っていう言葉知ってたんだ…」

「おい月島！聞こえてんぞ！！」

「え！！Aもー帰んの？！」

先輩方と少し話し、よし帰ろう、と思っていたところ。
影山さんと話していた翔陽くんがこちらに走ってきた。

「うん。もう目的は果たしたしね」

「えー！！Aも部活参加してけよ！！俺、お前と対人とかしかしたことないし、試合してみてえ！！」

「わがまま言わないの、今度また練習付き合ってあげるから」

えー、とぶすくれる日向の頭を撫でながらそう諭す。
こら、そんな顔してもだめだぞ！！俺がその顔に弱いことを知ってるくせに！！！
烏野の方々！！早く日向を俺から引き剥がして！！じゃないと俺の頭は縦に振られてしまう…！！！

「いいんじゃないですか？飛び入り参加！」

「「「武ちゃん先生！！！！」」」

あれれ？？

———

全然話が進まない