36. 見惚れてるの一点張り ページ37
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何処に行くかなんて聞かなくても分かりきっていて、気づいたら相葉くんのお店に来ていた。
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雅紀「あ！ニノとAちゃんだ！いらっしゃい」
『こんばんわ！』
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やっぱり何度見ても相葉くんの笑顔は癒される。
まだ3回しか来てないのに、お馴染み感があるのは相葉くんの人柄のおかげだろう
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和也「まーた見惚れてる。さっき言ったばっかなのに忘れたの？バカなの？」
『バカは余計です！』
和也「うっせ。…相葉さん、一番高いのちょーだい」
『えっ！ちょっと！相葉くんだめ！』
和也「別にAの奢りだからいーじゃん」
『そうかもしんないけど！小学生みたいなことしないで下さい！安いの頼んで！』
和也「けち」
『二宮さんだけには言われたくないです！』
雅紀「まあまあ2人共！はい、相葉スペシャル！」
『相葉スペシャル？なにそれ(笑)』
雅紀「月1しか出ない超レアもの」
『へぇ〜、おいしそー！』
雅紀「でしょー？いっぱい食べてね！」
『ありがとー！』
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食べようとお箸を持ったら異様な視線が横からズキズキと刺さる。
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和也「ったく学習しねぇやつだなお前は！」
『何怒ってるんですか！』
和也「相葉さんに見惚れてた」
『またそれですか？！』
和也「ええ！何回でも言いますとも！」
『執念深すぎ！怖すぎ！』
和也「原因はお前だろーが！」
『だから見惚れ…』
和也「見惚れてたわ！」
『相葉スペシャルに見惚れたんです！ってか何回このやりとりするんですか！もう飽きました！』
和也「Aが他の男に見惚れる度に言いますけど？」
『めんどくさ！あ、もしかして…ヤキモチってやつですか？』
和也「はぁ？！うるせぇ調子にのんな！さっさと食べろ！」
『なっ、！』
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今度は逆ギレ？！
っていうか
いい大人が言い争いして息切れって…
情けない。
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結局今日は私が出すことに。
最終的には払ってくれるかと期待した私の気持ちを見事に裏切った。
まあそういうところが二宮さんらしいっちゃらしいけど。
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でも、私は知らない。
ご飯を食べてる時二宮さんの耳が真っ赤になっていたことなんて。
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メル(プロフ) - こんにちわ！初めて読ませて頂きましたが、とっても面白かったです！続きも早速読んできます(´ｰ｀) (2015年12月14日 0時) (
レス) id: 483cbdbb0b (このIDを非表示/違反報告)
きりさく(プロフ) - さゆさん» ありがとうございます(^^) そう言って頂けると嬉しいです( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年11月30日 22時) (レス) id: fcfcc5d9df (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 初めまして！オススメに出ていたので読ませていただきました＊一気に読んでしまいましたー！スピードもあって、テンポもよくて、とてもおもしろいです（語彙力なくてすみません） (2015年11月30日 21時) (レス) id: 69b2c97b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりさく
| 作成日時：2015年11月9日 12時
