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雑誌に載る写真の撮影中 、
悪寒と頭痛が襲ってきて頭がぼーっとする 。
｢ 安田くん、笑顔笑顔 ！ ｣
カメラマンさんが僕に指示を出す 。
『 あぁ… 、はい！ 』
必死で笑顔を心がけるが 、ぎこちなかったようで
｢ 今日はクール系でいってみようか！ ｣
カメラマンさんに気を使わせてしまった 。
『 すみません …』
カメラマンさんに頭を下げると 、笑顔で気にしないで と言ってくれた 。
でも 、僕は こんなにも情けない自分を許せなかった 。
行き場のない怒りは 、僕の拳に集中する 。
ギュッと握った拳を太ももにぴったりくっつけていた 。
｢ 安 、大丈夫か？ ｣
そんな僕を見かねて 、信ちゃんが話しかけてきた 。
『 うん 、大丈夫 。ごめんなぁ 、気ぃつかわせて … 』
｢ 何言うてるん 、気ぃつかった覚えないで？( 笑 )｣
がははっと笑う信ちゃんに 、僕の怒りは吹っ飛んだ 。
握りしめていた拳を解き 、少しの痛みを感じ手のひらを見ると強く握りしめていたせいで爪が手のひらに刺さり血が滲んでいた 。
『 何やってんねん … 僕 。』
ぼそっと呟いた言葉が悲しく消えて 、僕は苦笑いした 。
それからの撮影はなんとか何事もなく終わらせることが出来た 。
撮影の最初の方より明らかに視界がふわふわしてる感覚がある 。
今は楽屋に戻ってる最中 。
長い廊下を歩いているが 、なんだか真っ直ぐに歩けない 。
楽屋に戻ると 真っ先にソファにもたれ掛かった 。
｢ 安 、どないしたん？ ｣
｢ なんや 、さっきの撮影から様子がおかしかってん 。｣
｢ どうしたんやろな。｣
年上3人が僕を囲むように座った 。
｢ やす〜 、大丈夫？？ ｣
丸が眉毛を八の字にして僕の顔を覗き込んだ 。
『 大丈夫大丈夫 、ただの風邪ぎみなだけやから 。( 笑 )』
僕がニッコリ笑って返すと 、大倉がゆっくり近づいてきた 。
大倉のおっきい手が僕の額にあたる 。
｢ …結構熱いな 。｣
顔をしかめる大倉 。
｢ 安 、もう帰り ｣
｢ そうやな 。｣
｢ 章ちゃん 、安静にしとくんやで ｣
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おとうふ(プロフ) - ∞flower∞さん» 勿体ないお言葉ありがとうございます。はい 、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！(^-^) (2017年8月16日 0時) (
レス) id: 7f219504c7 (このIDを非表示/違反報告)
∞flower∞(プロフ) - 更新お疲れ様です。いつも楽しみに読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2017年8月15日 14時) (レス) id: 277b4e36cf (このIDを非表示/違反報告)
おとうふ(プロフ) - 安田みるくさん» そう言ってもらえると嬉しいです 。がんばります！ (2017年8月9日 22時) (レス) id: 7f219504c7 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふ(プロフ) - どーなつ。さん» ありがとうございます 。はい 、頑張っていきます！ (2017年8月9日 22時) (レス) id: 7f219504c7 (このIDを非表示/違反報告)
安田みるく - 亮ちゃんと章ちゃんの絡みがリアルですごく好きです。これからも頑張ってください！ (2017年8月9日 22時) (レス) id: 66793b0daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おとうふ | 作成日時：2017年8月8日 22時
