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あれから夕鈴はなかなか起きず、その間李順が渡してきた書類に目を通していた。
「……っっ！」
その声に反応してすぐさま寝台に向かうと夕鈴は頭を抑え起きていた。
「夕鈴、おはよ。……熱もさっきよりは引いてるね」
薬を飲んで寝たせいか、先ほどよりも顔色が悪くない。声を出しづらそうにしているのは、水分をとってないせいだろう。
そばに置いてあった茶器に水を入れ、夕鈴を横抱きに抱えた。
「じ、ぶんで…の、めます」
ガラガラ声の夕鈴に「ダメ」と即答した。
「こんなときぐらい甘えていいんだから、はい口を薄くでいいから開けて」
素直に言うことを聞く夕鈴に「えらい、えらい」と言いながら、水を飲ませる。水を全部飲み終わると、夕鈴を再び寝台に寝かせた。
「陛下…公務は？」
「夕鈴が熱なのに僕がとなりにいないわけないでしょ？」
「えっ、あの…ありがとうございます」
少し照れくさそうにする新たな夕鈴を見て、耳と尻尾が生えそうになるのを抑える。
「あっ、お腹すいたよね？おかゆ、食べれそう…？？」
「はい、」
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雪音 - まるさん» まるさん、教えてくださりありがとうございます！オリジナルフラグはちゃんと外しましたのでご安心ください。 (2018年10月15日 18時) (
レス) id: de2f758063 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 18時) (レス) id: 12fa79417c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2018年10月15日 18時
