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気付いていないが、雷のことを心配しているA
だが、1度気づいてしまうと…
ゴロゴロ ドーン!
『ビクッ』
条野「Aさん?どうかしましたか?」
『あ、いや…な、なんでも……ないです』
条野「(そうは言ってますが、心拍の上昇、硬直、発汗……怯えている、もしかして雷に?)」
『(うぅ…怖い、、輝子さん…泣)』
恐怖からか無言になってしまい、
条野も話は振らず、2人して無言に
そのまま十数分が経過した。するとその時_
ピカッ ゴロゴロ、ドーーンッ
『きゃっ!』
( ぎゅっ )
条野「ぇ、」
『ブルブル やだ……こわいっ、グスッ たすけて、』
条野「Aさん?ど、どうしたんですか?」
条野が驚くのも無理はない。なんせ今三宅は
条野に抱き着いているのだから
『やだ…やだっ、、ごめんなさい……とまって』
条野「Aさん…」
『! あっ…いや、ごめんなさい、、』
条野「いえ、私は大丈夫ですが…Aさんは大丈夫ですか?」
『っ…雷、怖くて……その、あ…えっと、』
条野に抱きついたのに気付き、
怒られるかもしれない、と恐怖に駆られるA
『グスッ ごめんなさい、っ…はぁっ、はっ……ヒュッ けほっ、ごほっ』
条野「Aさん!大丈夫ですか」
『はぁっ、はあっ…はっ、ヒュッ……まっ、くるし』
条野「(過呼吸になっている、!)
Aさん、深呼吸しますよ!良いですか?吐く方に集中してください」
『っ、はぁ…はぁっ……コクコクッ』
条野「はい、ゆっくり…吸って、、長く吐いて」
『すーっ…はぁぁーっ……ふっ、げほっ、はぁっ』
最初は少し苦しそうだったが
何度も繰り返す内に段々と治まってきた
『っ…本当にすみません』
条野「いえ、大丈夫ですよ。呼吸はどうですか?」
『おかげで楽になりました…ありがとうございます』
条野「(やはり、まだ私が怖いのでしょうか…)」
『っ…あの、私はこれで』
と言って帰ろうとするA
するとその腕を条野が掴む
『ぇっ…?』
条野「…行かないで下さい」
『いま、なんて…』
条野「…いえ、ただこのまま帰すのは危険な気がしたので。
その、空き部屋もありますし良ければ…
泊まっていきません_?」
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しゅあ(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです*ˊᵕˋ* これからも是非この作品お願いいたします! (3月16日 6時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 黒蜜おもちさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします! (10月31日 18時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この作品大好きです (10月31日 17時) (レス) @page20 id: 5bb5d0d984 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 桜餅だよさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (7月26日 20時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅあ | 作成日時:2023年6月25日 22時