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Aside
今この声は聞きたくなかった。
奴が声を荒げたとき、昔聞いた彼の声に似ていた
その声を聞くとあの時のことを思い出してしまう
今自分が震えてるのも、呼吸が早くなってるのも分かってる、でも止められない…
どうしよう、今は任務中だって言うのに…
条野「Aさん、大丈夫ですか?」
『はぁ……はぁっ……』
あ、いや……怖い、、何もされないって分かってるのに…あの時と重なって……
条野「Aさん、こっちを向いて。大丈夫ですよ、落ち着いて。」
『え……あ、、採菊さん…』
条野「大丈夫です。私が彼を警察に引渡します。Aさんは少し離れて座っててください」
『ごめん…なさい、、』
条野「何も謝ることはありませんよ。では少し待っていてください。」
『はい…』
採菊さん、、気を遣ってくれたのかな…
私が震えてるのに気付いて、
っ……ほんっとに情けない
そもそもこの任務だって、私が男性恐怖症じゃなければもっと早くに対処出来たのに…
.(条野side)
それから数分してすぐにAさんの元へ帰った
条野「Aさん、調子はどうですか?」
『もう、大丈夫です……あの…任務中なのに、すみません…』
条野「捕獲まで何事も無くて良かったです。何も悪いことはありませんよ」
『!…ありがとうございますっ』
条野「え……Aさん?」
なんで、泣いて……?
『あっ……ごめんなさい、何か安心しちゃって』
条野「っ……そ、そうですか。とりあえず帰りましょう。書類もまとめなきゃですし!」
『はい!』
男性恐怖症、なのに…私が来て安心…
自惚れてしまうじゃないですか…
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しゅあ(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです*ˊᵕˋ* これからも是非この作品お願いいたします! (3月16日 6時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 黒蜜おもちさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします! (10月31日 18時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この作品大好きです (10月31日 17時) (レス) @page20 id: 5bb5d0d984 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 桜餅だよさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (7月26日 20時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅあ | 作成日時:2023年6月25日 22時