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条野side
Aさんに言われ、先に奴の方へ行く。
覆われている分、聴覚の良い私の方が有利

相手は周りを覆われ状況が分からず、
少しの霞の動きにも敏感になるでしょう。


それにAさんだって嗅覚で相手の位置を特定し近付いてくる。


あ…見つけた。


条野「貴方には少し眠っていてもらいたい。」


真島「なっ……!こんっの、、いけっ!!」


条野「何を…」


奴を切りつけようと刀を振りかざしたその時、
足に草のつるが絡んできた。

もちろん、刀で切ってしまおうと、つるに向かって
刀を振りかざした。

けれど、

条野「っ!?硬い!」


真島「ククッ……これでお前は動けないな!」


条野「草木を操るだけではなく、硬さも自由自在に変えられる……中々な異能ですね」


真島「フッ お手上げか?猟犬さん!」


こちらが猟犬だとバレている…この刀を見れば分かりますか。

確かにつるが硬くて切れない。それのせいで動けやしない。まぁ…粒子になって出ればいいですけれど

その必要もありませんね。
だって彼の後ろには…


『異能力、藪の鶯!』


真島「何っ…!」


『はぁぁあっ!』


真島「っ…この、くそっ」


『ふぅ……あっ、採菊さん!』


条野「大丈夫です。粒子になれば出れるので」


『あ、そっか……良かった』


条野「然しお見事でした。まさか態と後から来て後ろに回るだなんて」


『い、いえ……それ程でもありません。採菊さんなら当然のようにやり遂げたでしょうし』


条野「ふふ、そうですか?」


貴方もさも当然の様にやり遂げていましたよ。

と言うのは取り敢えず黙っておきましょう


真島「チッ 話してねぇでさっさと離せよ!っざけんな!」


おっと、彼のことを忘れていた


条野「すみません。それは出来ませんねぇ……手を離す代わりにこちらの手錠を」


『はい、確保完了です』


条野「これで手は離れましたし、我々は貴方に触っていませんよね」


真島「そうじゃねぇよ!」


『1回口を閉じて。』


真島「は、なんでだよ。話すのは自由だろ?」


『貴方の声は聞きたくない。』


条野「Aさん…?」


少し様子がおかしい様な……いや、おかしい

心拍数が上がってるし、呼吸も少々荒い
それに……震えている?

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しゅあ(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです*ˊᵕˋ* これからも是非この作品お願いいたします! (3月16日 6時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 黒蜜おもちさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします! (10月31日 18時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この作品大好きです (10月31日 17時) (レス) @page20 id: 5bb5d0d984 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 桜餅だよさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (7月26日 20時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅあ | 作成日時:2023年6月25日 22時

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