猟犬の6人目は男性恐怖症だそうで【条野採菊】

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Aside.

『あの、条野さん一体どこに…』


条野「医務室です」


『医務室…？え、その隊長の伝言は』


条野「あぁ、あれは嘘です。」


…へ、嘘？


条野「2人きりは…すみません、嫌ですよね」


『あ、いや…その、えっと……』


本当は…嫌だし、怖くて……過呼吸になりそう、だけど迷惑…かけるから、


条野「…Aさん、熱出してますよね？」


『えっ…な、なんで……急に』


条野「心拍数が上がってますよ。それに、普段より発汗しています。」


『やっぱり、条野さんは…気付きますよね、』


条野「はい、」


『隠していて…すみません』


条野「倒れる前で良かった。では熱測ってください。あ、そこに座って」


『はい…』


条野「症状はどんな感じですか。合った薬持ってきますから」


『…頭が痛いです、あと暑いのでもう熱は上がらないと、思います』


条野「なるほど、、あ…熱測れましたね。何度ですか？」


『えっと…38.7ですね、』


条野「割と高熱ですね…それはしんどい。」


あ、確かに…なんか、体が重い。
温度見るとしんどくなるって聞くけど本当なんだな


条野「Aさん、Aさん、」


『…あ、はい』


条野「頭痛薬と解熱剤です。後これゼリーです。冷蔵庫にあったものですが…」


『ありがとうございます…』


条野「では、私は一旦戻ります。皆さんに伝えておくので、何かあれば誰でも呼んでください」


『はい、』


とりあえずゼリー…食べられるだけ、食べよう。


.(立原side)


たまたまあっち(ポートマフィア)での任務が休みで来てみたら

条野さんから「Aさんの様子を見てきて欲しい」って言われた。


立原「俺でいいんだか…」


なんて考えながら歩いてたら医務室の前

寝てるかもしんないし静かに開けて…


立原「失礼します、」


『すぅ……すぅ…』


あ、寝てる


立原「薬は…飲んである、ゼリーも完食。大丈夫そうだな、」


体温計挟んどくか…一応確認しねぇと。
汗も、かきすぎって程じゃないし大丈夫か

そういや輝子さんに伝わってんのかな…
知らなかったら後が大変だ、、


立原「お、体温計鳴った。えーっと…37.9。確か前に測った時は38.7だったらしいから、大分下がったのか」


えっと…じゃあメモ残して、これでいい…よな。
よし、戻って報告しよう。

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次で終わります(多分)
更新遅くて申し訳ございませんでした！

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