K組の短編集

俺の彼女は…【松田陣平】 ページ4

一般人の彼女ちゃんです！
［］←このカッコ指文字で
【】←このカッコ手話です
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松田陣平side

単刀直入に言うが、俺の彼女は……
聴覚障害者だ。つまり、耳が聞こえない。

何だかんだ俺も指文字しか出来ねえし、分かんねえ
ただ、手話で会話してるアイツを見るのも好きだ

まぁこれは、俺とアイツの日常だ
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『(ここの喫茶店……ポアロか、、入るだけ入ろ)』


松田［A？］


［ここ、入ろ］

ｶﾗﾝｶﾗｰﾝ

梓/安室「いらっしゃいませ〜！」


『(えっと……いらっしゃいませ、で良いのかな)』


松田［そこ、行こうぜ］


『(｡_｡`)ｺｸ』


安室「ご注文はお決まりですか？」


『？？？』


松田「っあー、安室さんよ。コイツ耳聞こえねえんだ」


安室「では、この方は手話できますか？」


松田「おう」


安室【ご注文はお決まりですか？】


『！』
【はい！】


安室【お伺いしますよ。】


【ハムサンドとアイスティー1つ、お願いします】


安室【分かりました】


松田［良かったな］


［うん！］

ー翌日ー
『い、んへ……』


松田「ど、う、し、た(読唇)」


『まっ、ま……また、、い、て、、い？
(また、行っていい？)』


松田「ポ、ア、ロ、か？」


『(｡_｡`)ｺｸ』


松田「( `・ω･)ノ(･ ω･ ` )ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ(良いよの意)」


『！(◍´꒳`◍)ﾎﾜﾜﾝ』

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