10話 ページ12
僕が、普通の生活が出来なくなる?
そしたら、また、テニスと離れてしまう。
みんなと離れてしまう。
「ねぇ、精市。
僕は、マネージャーが出来ないってことでしょ?」
「零、今は自分の体のことを優先しよう」
「・・・手術すればまたマネージャーに戻れるよね?」
「そうだね。・・・でも」
まただ。寒気が全身に走る感覚がくる。
「その手術の成功率がね、10%なんだ」
えっ?10%?そんな‼︎
「零、まだ時間はあるんだ。
ゆっくり、自分の考えを決めるといいよ」
「うん。そうするよ。
ありがとうね。精市」
「ふふっ、それじゃあ、今日は帰るよ。
おやすみ」
「うん!おやすみ」
僕は今、精市が自分と血を分けた双子だということを嬉しく思った。
ありがとう。精市。
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メルト - 気が向いた時でいいです。お願いします! (2015年5月29日 21時) (レス) id: 7c26dc3ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃん(プロフ) - メルトさん» ありがとうございます!ですが、この先をどうするか悩んでまして… (2015年5月23日 10時) (レス) id: 4c8c3a4822 (このIDを非表示/違反報告)
メルト - あの番外編面白いですね。もう少し書いてくれませんか? (2015年5月23日 7時) (レス) id: 7c26dc3ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃん(プロフ) - メルトさん» 見て下さって、ホントにありがとうございます!頑張ります! (2015年5月9日 17時) (レス) id: 4c8c3a4822 (このIDを非表示/違反報告)
メルト - えっと初めて見たんですが、面白いです。なぁちゃんさんこれからも頑張って下さい。 (2015年5月9日 15時) (レス) id: 7c26dc3ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぁちゃん | 作成日時:2014年5月7日 23時