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翌朝、Aは一旦自分の家に戻り新しい制服とその他道具を持って再び牛島の家に戻った。
若利「ん？その制服はどこのだ？」
『烏野って所。私今日から転入だから』
烏野という名前に牛島が怪訝な顔つきに変わる。
牛島「なぜ白鳥沢じゃないんだ？」
『え？』
牛島「お前には俺のいる白鳥沢が1番ふさわしい場所なのに」
でた。無自覚過剰発言。
こうなるとしつこいんだよなぁ...
『いいの！私は烏野を選んだんだから。白鳥沢なんて行かないよ！』
牛島「ちょっ、おい！」
Aは牛島の返事を聞かないまま『じゃあね！』と行って家から出て行ってしまった。
牛島「...」
『ふおぉ〜！やっぱ宮城は空気が綺麗だなー』
別れた後、Aは自転車をこぎながら大きく深呼吸をする。
日向「あー！黛さん！」
『あれ？日向くんじゃん！』
ノリノリ気分でこいでいた背後から聞きなれた声がして振り向くと、昨日出会った日向が同じく自転車で追いついてきた。
日向「黛さんも自転車なんすね！」
『うん。自転車好きだからさ。そう言う日向くんも一緒だね』
日向「俺ん家雪が丘なんで歩いたら超時間かかるんですよ」
『雪が丘ぁ！？』
危ない。バルドル変な方向に回しかけた。
『毎朝山超えて来てんの！？』
日向「はい！」
『さぞかし体力あるんだろうなぁ』
日向「まだまだっすよ！てか黛さんウチの制服似合いますね」
『ありがと！...ん？』
日向「？」
Aはとてつもない違和感に襲われた。
『日向くんって一年生だよね？』
日向「そうですけど...」
『あのさ、私も同じ一年だから敬語とか名前にさん付けするの辞めない？』
日向「え、黛さんって同い年だったんですか！？」
『そうだよ！？逆に何年生に見えんの！？』
日向「俺3年だと思ってました！」
『違うよ！まだピチピチの高校一年生だよ！」
日向「まじか！」
日向の反応からしてバレー部の中にはまだ自分を高1だと認識していない人がいるのかな、なんて少し不安に思ってきた。
『そ！だからタメね！さん付けも禁止！』
日向「わかった！Aな！」
『いきなり名前呼び！やり手だな日向くん』
日向「名前の方が呼びやすいし。てか俺の事も名前で呼んで！」
『...名前なんだっけ？』
日向「翔陽だよ！日向翔陽！」
『わかった！翔陽ね！』
このあと2人は学校に着くまで名前で呼び合っていました。
影山「羨ましい...！」
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Sum(プロフ) - 綺羅さん» ただの趣味です笑でも、そう言っていただけて嬉しいです！ (2016年10月23日 16時) (
レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 絵が上手いですね〜！ (2016年10月23日 10時) (レス) id: ba54971924 (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - 黒幕★さん» 返信遅くなり申し訳ありません！応援ありがとうございます！！ (2016年9月11日 23時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
黒幕★(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください、応援してます!!^_^ (2016年8月24日 13時) (レス) id: 05b134d5fb (このIDを非表示/違反報告)
マナ - そうなんですか？すごいですね！さっき全部読んだんですが、とても面白くって、続きめっちゃ気になります。更新楽しみにしてます (2016年8月12日 20時) (レス) id: 4348a70c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sum | 作成日時：2016年6月26日 10時
