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「烏野高校対青葉城西高校の練習試合を始めます！」
「「お願いしあーす！！」」
アップを終えた両チームは気合のこもった挨拶と共に各コートへ別れた。
『あー良いなぁ試合』
Aはベンチに座りノートを開きながら羨ましそうに試合を見つめる。
武田「今日は手伝いという事でお願いしますね」
『...はーい』
清水「そのノートどうしたの？」
『あぁ、これはバレーノートです！』
ニッと笑いながら清水に見せる。
清水「バレーノート？」
『はい！練習とか試合を見て気づいた事とか気になったところをメモしてるんです』
武田「へぇ！少し見ても良いですか？」
『どうぞ！って言っても自分で分かる程度の字なので汚いですよ』
清水「わっ...凄い量！」
ノートに綴られていた文字の量に二人は目を見開いた。
武田「コレはいつから書溜めてるんですか？」
『えっと、確か私が小学生の頃からですね。多分5〜60冊はありますよ』
武田「ろっ...えぇ！？」
清水「凄いね。バレー大好きなんだね」
『と言うより、私って昔から才能がないのでこうやってコツコツやってくしかないんですよ』
あはは、と苦笑いをした時
バッチコーン！！とコートからものすごい音が聞こえた。
『！？』
慌てて音がした方へ顔を向けると、そこにはギロリと日向を睨む影山と睨まれて動けない日向の姿が。
田中「ぶはははっ！ゥオイ後頭部大丈夫か！！」
月島「ナイス後頭部！！」
菅原「！？煽るのもダメだっつーの！！」
澤村「ヤメロお前らっ」
『えっまさか翔陽のサーブもろ後頭部に受けたのか！？』
清水「らしいね。氷用意したほうが良いかな」
周りの状況を見て大体の予想がついたAは『ははっ』と笑い始めた。
『あっはは！翔陽！お前遂にやらかしたな！』
日向「え？」
『仲間の後頭部にサーブぶち当てるなんて高度な技術、逆に知りたいわ！』
影山「A...お前...」
『けどなぁ翔陽！！』
日向「！？」
『飛雄相手にこれ以上ない大失態をしたんだ！もう怖がる事なんて何もないだろ！？』
澤村「！」
『お前が下手なのは知ってる！けどそれをカバーすんのがチームだ！翔陽一人で戦ってるんじゃないんだぞ！』
菅原「A...」
『分かったか？』と笑えば翔陽にいつもの笑顔が戻り「おう！」と言って再び配置についた。
田中「お、漢だぜA」
月島「...」
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Sum(プロフ) - 綺羅さん» ただの趣味です笑でも、そう言っていただけて嬉しいです！ (2016年10月23日 16時) (
レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 絵が上手いですね〜！ (2016年10月23日 10時) (レス) id: ba54971924 (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - 黒幕★さん» 返信遅くなり申し訳ありません！応援ありがとうございます！！ (2016年9月11日 23時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
黒幕★(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください、応援してます!!^_^ (2016年8月24日 13時) (レス) id: 05b134d5fb (このIDを非表示/違反報告)
マナ - そうなんですか？すごいですね！さっき全部読んだんですが、とても面白くって、続きめっちゃ気になります。更新楽しみにしてます (2016年8月12日 20時) (レス) id: 4348a70c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sum | 作成日時：2016年6月26日 10時
