【HQ】烏野バレー部の最強マネージャー

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日向のトイレが終わりやっと体育館へ入った。




田中「大地さーん！日向連れてきました！」

澤村「ありがとな田中とA！」

『いいえー！』




返事をし足を踏み入れたその瞬間




「「ま、黛A！！？」」

『！？』




アップをしていた青城バレー部が一目散にAに向かって走ってきて




「なんでここに！！？」

「なんの御用ですか！？」

「すっげえ生の黛さんだ！！」




囲まれた。




『え、えっと〜...』

「おいてめぇらアップさぼって何し...はぁ！？」




ツンツン頭でガタイのいい人も加わり完全に道を塞がれてしまった。




『ちょっ、大地さぁぁぁぁん！ヘルプ！！』

澤村「だから言わんこっちゃない！」

菅原「やっぱ変装くらいはさせた方が良かったかな？」

月島「そんな事してもただゴツくなるだけだと思いますけどね」

縁下「月島って本当Aに容赦ないよな」




澤村の手助けによりなんとか解放されたAは『はぁ...はぁ...』と息を切らしていた。




日向「大丈夫かA？」

『お前の腹痛よりはマシだ』

菅原「てか事前に言っておけばよかったなーAが来る事」

清水「監督に入ってあるみたいだけどね」

「わ、悪ぃ大丈夫かアンタ？」




服を整えていると先ほど道を阻んだツンツン頭でガタイの良い人が申し訳なさそうな顔で謝ってきた。




『あ、いや大丈夫です！』

岩泉「そうか、良かった。俺はここの副主将をやってる岩泉一だ」

『ま、黛Aです。ご丁寧にありがとうございます』




二人は握手を交わす。




岩泉「あの、まさかとは思うがお前も試合に出るのか？」

『いやいやそんなわけないじゃないですか！女子が男子のコートに入るなんてそんな真似しませんよ！』

岩泉「そうか。別に入ってもらっても構わないんだが、生憎今うちの主将がまだ来てないんでな...確認が取れねぇんだ」

『主将が来てないってどういう事ですか...』

岩泉「重ね重ね悪いな。クソ川の事は後でぶん殴っておくからよ」




クソカワ？




あれ、なーんか聞いた事があるような名前だな...




『あの、そのクソカワって人のポジションどこですか？』

岩泉「ん？セッターだけど...」

『セッター...セッタァァ！』




思い出した。
この前若利が言ってた大黒柱！




『(けどクソカワ...？なんか名前が違うような...)』

岩泉「クソ川がどうかしたのか？」

『い、いえ！なんでもないです！』

岩泉「そうか？なら良いけどよ」

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