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澤村「そういえば、Aは今日部活来るのか?」
お昼終わり澤村が振り返って聞いてきた。
『出来れば行きたいですけど、練習の邪魔になるなら...』
西谷「邪魔になんてなるわけないだろ!来い来い!!」
田中「けど確か部の奴しか体育館は使えないんだよな?」
菅原「そういや前に部外者が来て教頭にドヤされてことあったなぁ」
『...やめときます』
清水「でも一緒に練習したいんだよね?」
『そりゃ皆さんと練習したほうが楽しいし私の練習にもなりますから!』
翔陽「え、なら入部すれば?」
『え』
きょとんとした様子でさも当たり前のように提案する翔陽。
Aはそれを聞き少し表情を曇らせる。
『私部活に入っても毎日出られるわけじゃないんだよ?下手したら遠征で何週間もいられないかもしれないし...』
清水「それは仕方ない事だから周りは何も言わないよ。それに、私はバレー部で女子一人だからAちゃんが居てくれたら良いなって思うなぁ」
『し、清水先輩...!』
澤村「そうだな!部活は出られる時に出てくれればいい」
東峰「俺もA居てくれたほうがより良い刺激になると思うし賛成だよ」
『先輩方...』
月島「あの、入るのは良いとして役割欄はどうするんです?ここは男子バレー部ですよ。選手なんて書いて出せませんよね」
影山「え、ダメなのか?」
月島「ダメに決まってんでしょ。仮にもAは女子だよ?」
『仮ってなんだ』
周りがうーんと頭をひねる中、「はいはい!」と菅原が手を上げた。
菅原「ならマネージャーでよくね?」
『マネージャー...。私サポート業やった事ないですけど平気ですか?』
菅原「ヘーキヘーキ!マネージャーって事で出すけど普段は選手として練習すりゃ良いんだからな」
『え、そんな事できるんですか?』
澤村「あぁ。入部したらもうどう動かすかは部内の自由だからな」
『へぇ〜...』
初めて知った
清水「あ、でもたまに手伝いお願いするかもしれないけどいいかな?」
『もちろんです!やれる事なら何でもしますよ!』
清水「ありがとう」
清水が笑う。
綺麗すぎか!
田中「っしゃ!そうと決まれば早速入部届け出しに行くぞA!」
『えっ早くないすか!?』
田中「気が変わらないうちにやっとくのが一番だろーが!」
月島「田中さんテンション高すぎ」
影山「これからよろしくな!A!」
『お、おぉ!』
黛A
なんとかバレー部に入れました。
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Sum(プロフ) - 綺羅さん» ただの趣味です笑でも、そう言っていただけて嬉しいです! (2016年10月23日 16時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 絵が上手いですね〜! (2016年10月23日 10時) (レス) id: ba54971924 (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - 黒幕★さん» 返信遅くなり申し訳ありません!応援ありがとうございます!! (2016年9月11日 23時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
黒幕★(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください、応援してます!!^_^ (2016年8月24日 13時) (レス) id: 05b134d5fb (このIDを非表示/違反報告)
マナ - そうなんですか?すごいですね!さっき全部読んだんですが、とても面白くって、続きめっちゃ気になります。更新楽しみにしてます (2016年8月12日 20時) (レス) id: 4348a70c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sum | 作成日時:2016年6月26日 10時