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25話 ページ25

不機嫌になってる唯香は昨日のように私に話しかけてくると思ってたが、そんなことはなかった。




まあ、それもそうだろう。


昨日は唯香の味方をして私を笑っていた女子達が、


私の周りを囲み、


私にたくさん話しかけてくるから。









.









お昼の時間になり、私は北斗が教室に迎えに来るのを待つ。




待っている間も私は女子達に囲まれてしまっていた。




「ねえ、お昼一緒に食べようよ!」

「いや、今日はうちらとだから!おまえは明日食べなよー!」

「ねうちら友達だよね?一緒に食べよ?!」


『あ、あはは、、』




私は苦笑いをして流すことしか出来なかった。


だってこの子達が食べないのは私じゃなくて、私を使って北斗たちと食べるつもりだと思うから。


思うからじゃなくて、そう思う。




だからこそ、私はもっと困る。









「お前ら、A困ってるの分かんねぇのかよ。

仲良くしたいわけじゃねぇんだろ。なら話しかけんなよ」






私はびっくりした。




だって、この状況に突っ込んできたのが、樹くんだったから。




「いや、ちがうよ!仲良くしたいに決まってんじゃん、」

「そ、そうだよ、!」




田「嘘だろ、それ。丸分かりだから。

仲良くなんの遅かったな。


もっと早くAの魅力に気付くんだったな。」




『え、、』




田「…ごめん、


Aが困ってたから、つい」




『あ、いや、、ありがと、』









なんで今そんなことを言うんだろう。




なんで今助けてくれたのが北斗じゃないんだろう。




今更優しくなんてしないでよ、




変に期待しちゃうから、そんなこと言わないで。









ああ、やっぱり、私はまだ、樹くんの事が好きなんだ。









.









松「アンタがそんなこと言う資格あんのかよ。」

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一 ノ 瀬(プロフ) - ハマちゃっていっき読みしてます。38話〜も待ってます! (2023年3月17日 19時) (レス) @page37 id: c191460bd0 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - はまっちゃいました!続き読みたいです! (2023年1月15日 16時) (レス) id: 41b5d3d037 (このIDを非表示/違反報告)
スリーズペン(プロフ) - イッキ読みしちゃった! ヤバい^^ ハマる。 続き読みたい。 キュンです♡♡ (2022年6月28日 22時) (レス) @page36 id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スノストなにわ担 | 作成日時:2022年6月22日 11時

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