24話 ページ24
『ごめんね、教室まで送って貰っちゃって。』
松「まあ。昨日の事があったし、それと俺はあなたの彼氏ですから」
『あ、うん、そうだね、じゃあもう大丈夫だよ？ここまでで』
松「あなたが教室に入って、大丈夫そうなのを確認したら帰る」
『え、本当にそこまでしなくても、』
松「俺はAの彼氏。」
『…いや、役 っていうことを忘れないで、？』
松「細かいことは気にしないの。彼氏感アピールしたいじゃん？」
北斗はそう言うと私と手を繋いで、教室のドアを開けた。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『っねぇ、ちょっと、！//』
「あ、北斗くんじゃん、！」
「うわあ、やっぱり付き合ってるの嘘じゃなかったんだ、、！泣」
「朝からアツすぎるでしょ、」
クラスメイトは私たちを見てコソコソと何か話してるけど、北斗はそんなのを無視して、私の席まで歩いた。
松「俺、Aと離れるの悲しいな」
『はいっ、？！…あ、ああ、そうなの、？』
松「うん、Aは俺と離れて寂しくない？」
『えっ…いや、寂しくない、？かな？』
松「そこは寂しいって言うとこだよ、w
まあいいや、またお昼になったら迎えに来るね。
あと、ジェシーたちがお昼一緒に食べようだって。」
『あ、ジェシーくんたちが…うん、分かった、お昼ね』
松「じゃ、また後でね」
北斗は私の頭を撫でて、自分の教室に戻って行った。
さて、問題はここからだ。
この時間帯にはもう教室にはみんないる訳で、みんなの目線は全て私のところにある。
私は鞄を盾にしつつ、自分の席にゆっくりと腰掛けた。
その途端、クラスの女子達にまた囲まれてしまった。
「ねえねえ、やっぱりジェシーくんたちと仲良いんだね！
Aちゃんって呼んでいい？！私とも仲良くして！」
「私も仲良くして欲しいー！」
「お昼一緒に食べない？！」
「インスタやってる？教えて欲しい！」
「私とも友達になろうよ！」
もしかして北斗はこれか狙いだったのか。
だからジェシーくん達のなまえを出したのかもしれない。
私が女子たちに囲まれている状況を見て、唯香は分かりやすく不機嫌になっていった。
唯「はっ、ウザ、、」
田「……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3693人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一 ノ 瀬(プロフ) - ハマちゃっていっき読みしてます。38話〜も待ってます！ (2023年3月17日 19時) (
レス) @page37 id: c191460bd0 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - はまっちゃいました！続き読みたいです！ (2023年1月15日 16時) (レス) id: 41b5d3d037 (このIDを非表示/違反報告)
スリーズペン(プロフ) - イッキ読みしちゃった！ ヤバい^^ ハマる。 続き読みたい。 キュンです♡♡ (2022年6月28日 22時) (レス) @page36 id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スノストなにわ担 | 作成日時：2022年6月22日 11時
