3話 ページ3
唯「じゃあ、行こ？ホテルに」
田「はあ？…まあいいけどw」
そんな2人を呆然と見ていると、唯香と目が合ってしまった。
唯「え、、、、A、、？」
『あ、、、』
咄嗟のことに動揺しながら私は走って逃げようとしたら、
唯「待って！A、今の話全部聞いてたりした、？」
唯香はそう聞いてきたから、私は2人のほうに体を向けて顔を見た。
樹くんはなぜかとても気まづそうな顔をしていた。
気まづいのは私の方なのに。
『うん、全部聞いてたよ、』
唯「やっぱり？じゃあ仕方ないか！
改めて言うと、樹はあんたのことなんか好きじゃなくて、本命は唯香なの。
勿論、私と樹は付き合っているから、知ったからには今後は関わらないでね？浮気されて可哀想だけど、これが現実だからw
もっと可愛くなってから出直しなよw」
『え、？ゆ、唯香、、、？』
今まで私の親友として、すごく優しくて可愛かった唯香の姿はどこにもなく、
今までとは違う、別人のような口調で私にそう言い放った。
唯「唯香とか気安く呼ばないでくれる？
私は友達だと思ってないし、私もあんたのこと金蔓として利用してただけだからw
明日から話しかけて来ないでねw勿論、樹にもね」
田「なんか、ごめんね、？w」
親友だと持っていた唯香からも 金蔓 と言われ、彼氏だと思っていた樹くんには軽く謝られ、
私の心はもうズタボロだった。
私は溢れそうな涙を押し込んだ。
『…分かった。今まで、ありがとう、もう、話しかけない、よ、』
泣きそうなのを抑えて、震える声で私はそう言い返した。
唯「なんかちょーうざいw
もう行こ？」
唯香は樹くんの自分の腕を絡めて、2人で歩いて行った。
田中くんは最後に気まづそうな顔をしてこっちを振り向き、
私と目が合うとまた気まづそうな顔をして、そのまま歩いて行った。
ああ、だめだ。
やっぱり私は、地味で可愛くない女の子なんだ。
あの時の告白は嘘偽りで、私はそれに騙されていたんだね。
こんな形で浮気されて、終わるとは思ってもいなかったな。
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一 ノ 瀬(プロフ) - ハマちゃっていっき読みしてます。38話〜も待ってます！ (2023年3月17日 19時) (
レス) @page37 id: c191460bd0 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - はまっちゃいました！続き読みたいです！ (2023年1月15日 16時) (レス) id: 41b5d3d037 (このIDを非表示/違反報告)
スリーズペン(プロフ) - イッキ読みしちゃった！ ヤバい^^ ハマる。 続き読みたい。 キュンです♡♡ (2022年6月28日 22時) (レス) @page36 id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノストなにわ担 | 作成日時：2022年6月22日 11時
