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〜桑原視点〜


太宰と言う人が私の手を取ってきた。

何だよ、初対面の癖に。
 
私は太宰さんに睨み付けた。

「離して下さい。訴えますよ?」

「フゥン。君が?
遣ってみたまえよ」

「あわ、あわわ……」

私と太宰さんとの睨み合いに敦さんがあわててる。

それにしても、太宰さんだ。

手を離して貰わないと。

「一人で帰れます
僕は子供じゃあないです。」

「……でも君は、
いきなり空から飛んできて此処が分からないんじゃあないかい?

迷子に会ったら助けないと」

「有難迷惑です。場所は分かりませんが、僕の携帯で調べれば良いでしょう。
頭使って下さい。

それとも、頭の使い方知らないンですか?」

私はニヤニヤとドヤ顔した。

『どうだ。私が一枚上だ!!』と脳内で叫んでいる。

「頭は使っているよ。
その事も言うと思ったよ。

でも、君は川にそのまま入った訳だろう?」

「あ」

あ、

あぁぁぁ!!!

携帯が濡れて使えない!!!

「フフ、携帯使えないねぇ。
さぁ、一人で自力で帰るかい?」

太宰さんはニヤニヤして、此方を見ている。

私には『私が一枚上だ!!』と、ドヤ顔しているかの様に見えた。

畜生、確かに一枚上だった……

こんな奴に負けてしまった。

学年成績一位の私がみっともない。

一番得意な言葉攻めだったのに……

言葉攻めで負けた事は一度も無いのに……。

最初に、こんな奴に負けてしまった……。

悔しい以外に出す言葉がない


嗚呼、このまま世界が滅べば良いのに……。

「…………」

涙が出そうだ。

「っう……」

「おやおや?
顔が凄い事になってるよ?」

「だ、太宰さん!!
もう止めてあげましょう!!」

私は下唇を勢い良く噛み、拳を握った。

「僕、アンタが嫌いだ」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , トリップ , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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あざみの歌(プロフ) - みたら士さん» それは、凄くないですか!?軽すぎッて言われてバクバクしてましたが、安心しましたwwはい!続編もよろしくお願いします! (2018年1月6日 21時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - めっちゃ面白いです!…関係ない話をすると、身長及び体重がこの夢主ちゃんと一緒なんですけれどこれってすごい偶然だと思いません…?年齢違いますけど…そんなことはさておき、この先も更新頑張ってください!もう続編でてるけど! (2018年1月5日 22時) (レス) id: d493129e91 (このIDを非表示/違反報告)
あざみの歌(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます! (2018年1月3日 22時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!流石に162cmで38kgは軽すぎるかと思われますのでもう少し体重を増やした方が宜しいかと思います。あまり現実的では無いと読者の方々に引かれる可能性も出てくると思いますのでご検討下さい。長文と意見失礼致しました。 (2018年1月2日 13時) (レス) id: 092fb2058d (このIDを非表示/違反報告)
一人静 - ひかるさん» お、おう。ひかるさん、ワターシ真面目ジャアリーマセーン。でも、ありがとうございます!!頑張って応援されています!! (2017年6月25日 0時) (レス) id: 8e4210a2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あざみの歌 | 作成日時:2017年6月11日 1時

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