考えて見てくれよ【文スト】【太宰治】

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急いで陸に上がり、落ちてきた物を見る。

「……ひ、人が…」

早急落ちてきた物は髪の長い、男物の服を来ている男か女かうかがわしい人間だ

「zzzz」

どうやら寝ているようだ

……なんか映画で似てる場面が有ったな。

『親方！空から女の子が！』

……忘れよう。


きっとカツラはこの人の物だろう。

それより太宰さんだ。

太宰には本当に申し訳ない。

「先輩を盾にするなんて…」

「そうだよ敦君！！」

「わぁ！？」

後ろから聞き覚えのある声がした。

振り向くと、

「だ、太宰さん！」

「全く、先輩を盾にするとは…

探偵の風上にも置けないよ。」

この人が太宰さん。
自 殺が趣味な変わった人だ。

「で、この子、何だい？
いきなり空から降ってきたのだけれど。」

太宰さんは落ちてきた人に指を指した。
「……知りませんよ…。
敵の能力者じゃあないんですか？」

「ふぅむ」

太宰さんは顎に手を添えた。

「あ、てゆか、起こさなくて良いの？」

そうだった。

まず起こさないと。

「君ー」

〜〜〜〜〜〜

今に至る


「…………」

彼は頭に?マークを浮かせてる。

まぁそうだろう。

自分が降ってきた。

しかもいきなり。

「だ、太宰さんって言う人は…
あの人…？」

「可憐なる美しい少女よ、私と心 中してくれないだろうか？」

「は…？(なんでこの人私の事を女って……！？)
む、無理ですー…あはは…」

「嗚呼！！太宰さん！！」

太宰さんは彼の手を自分の手に持っていき、今日一番のキメ顔をした。

ん？

少女……？

「え…！？女！？」

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