考えて見てくれよ【文スト】【太宰治】

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国木田さんの異能、

私と少し似ていた

独歩吟客か...作品名

国木田さんはその男の拳銃を奪った

一瞬で

凄いのかもしれない、武装探偵社

「お見事...です
国木田さん」

「こんなものは朝飯前と、言ったろう」

格好いいな、

「あ、犯人捕えないと...」

そう思った瞬間、男は運転席に戻り、トラックを動かした

「な！」

「ハハ！探偵社ってこんなものかよ！？」

畜生...

せっかく国木田さんの理想手帳が役に立ったのに

犯人は周りの車は無視

歩道者にも無視

猛スピードで私達から逃げてった

「そんな！」

「早く行かないと駄目だね！
という事で、未だ喋ってしかいないA君！」

太宰は私の背中を勢いよく押した

「え！？ちょ！」

「君には異能があるだろう！」

そうじゃないか！

そうじゃないか桑原A！

今私はイメージすればなんでも出せる便利な子だ！

「い...行ってきます！！」

...トラックに追いつける程の乗り物...

あれは！

否、迷惑か

否、でも、このまま逃がすわけにもいくまい

「い！

イメージの冒険！！」

私は走りながら叫んだ

あの乗り物ならば、トラック等、道中にあるまい？

「ちっさいサイズの新幹線！！」

思いつくのがそれだけ

だってこんな狭い道じゃ新幹線は本当に迷惑だ

だから

出せたらチートって奴？

知らない！

だって私の作戦は

この世界に溶け込むような二次元っぽい人間になることだ！

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