全部君に向けて

その時の ページ12

貴方side

少し離れても周りが静かなため声が聞こえてきた

あすか「ねぇみんななんで何も言わないの？」


あすか「ちゃんと話した方がいいんじゃない？」

あすか「でもこのままじゃほんとに半年後にクビになっちゃうんだよ」

あすか「だって残り半年あるんだよ？頑張れば契約更新……」



「うるさいですよ。さっきから聞いてれば。」


ケンジ「Aさん！？」



「あなたはこの業界を知らない。」


社長「はい。タイムオーバーよ以上」


「仲町さんすみません。でも彼らが夢を捨てたとも思いません一緒に踊ったからこそ分かります。貴方が簡単になんでも言える場所じゃないです」



あすか「でも言わないと伝わらないっていうか」

弾「言えるわけねぇだろ」




その後も揉めて

弾くんは出ていった



あすか「さがみくん！さがみくん！」


「追いかけないで！！！」



あすか「えっ」


「私が行くから。大丈夫ですから。」


あすか「え……」


ごめんなさい。仲町先生。
ごめんなさい。弾くん。


こんな独占欲のせいで。

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