欅坂46の最年少！

レッスン ページ38

あなたside
今日は久しぶりのレッスン！今までの分取り戻さないとー！
先生｢じゃあ今日は前回の復習から始めます｣
皆｢はいっ！｣
先生｢Aさんはそこで見てて｣
あ｢はい…｣
『♪〜』
…………
皆揃ってるなぁ…
先生｢じゃあAさんも入って｣
あ｢はい｣
先生｢5･6･7･8…｣
ついて行くので精一杯。なのに…
先生｢Aさん！遅れてる！｣
あ｢っ……はい｣
小｢……｣
先生は、私のことが嫌いなんだよ…私ばっかり注意される。
先生｢ぼーっと突っ立ってないで少しは練習したらどうなの!?｣
あ｢……すいませんでした｣

−−−−−
先生｢今日はここまで。復習しておくこと。｣
皆｢ありがとうございました！｣
小｢Aー！帰らないの？｣
あ｢うん…ちょっとね…｣
小｢無理しないでね？｣
あ｢うん…っ｣

由依side
一緒にかえろうと思って声かけたら、もうちょっと！って言われたから先に帰る事にした。
帰って来なかったら迎えにいけばいいと思って。

−3時間後−
全っ然帰って来ないから迎えに行くことにした
『♪〜』
『キュッキュッ…』
シューズが床とこすれる音がする。
『カチャ…』
小｢A？｣
あ｢はぁっはぁっ｣
Aの顔は火照ってて、汗が出てた。
小｢A！｣
あ｢由依…ちゃん？｣
小｢水飲んでる!?全っ然減って無いじゃん！｣
あ｢大丈夫大丈夫！｣
小｢帰ろう？｣
あ｢もう23時か…っ！｣
小｢ちょっと！どうしたの!?｣
あ｢足…痛い…｣
小｢腫れてるじゃん！早く帰ろう？寮すぐそこだし…｣
Aが練習してた範囲の床は少し黒くなってた。
あ｢痛っ｣
小｢……乗って？｣
あ｢……ぅん｣
Aを背中に乗せて、ダッシュで寮に駆け込んだ。
まずはお風呂はいってもらって、足の処置して…ってやってたらAが寝ちゃった。明日はお仕事だから学校は早退らしい…



無理だけはしないでほしい。




だって、まだ中学１年生だから。


まだまだ子供。



まだまだ甘えたい時期。



Aは甘えたいのに甘えられてない。

もっと甘えて？

言いたい事、今日も飲み込んでた。飲み込まないで言って？

全部全部聞くよ。

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