雄英には高嶺の花がいる！その子は天喰環の……ーー (ページ17)

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放課後の帰り道ページ17

『ねぇ、環くん』

環「どうしたの？Aさん」

私はずっとポケットに入れていた
蝶のキーホルダーを渡す

環「これって？」

『あの日、私の買い物付き合ってくれたお礼と

環くんと初めてのお揃いです！』

そう伝えると、
彼はすぐに顔を赤くさせる、
環くんは本当に初ですね！そんな所が少し可愛いです

環「あ、えっと、俺でよければ…！」

しどろもどろしながらも、受け取ってくれた
それプラス少し自己紹介が低いですね

『私は"環くん"とお揃いがいいんです！』

環「！？お、俺もッ！」

私は少し強調して言ってみました
環くんも遅れて同じように言ってくれた

『ふふふ、私たち考えてる事が同じですね』

環「うん、そうだね」

そんな普通の会話をしながら
私たちは帰った

私の心の奥底で、
ずっと埋まらなかったピースがはまる

『…環くんを好きになれってよかった』ﾎﾞｿｯ

環「Aさん、なんか言った？」

『いいえ、なんでもありません』

目に見える世界や景色が、
こんなにもキラキラ輝いて見えるなんて初めてです

環くん…
私は貴方を支えるからね

こんな事を伝えったら、
キミも同じことを言ってくれるかな？

今日の日を私は絶対に忘れない