雄英には高嶺の花がいる！その子は天喰環の……ーー (ページ14)

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彼女、って言われた！？ページ14

私が雑貨店を見てわまわっているとき

私はペアになっている。綺麗な蝶をイメージしている、ストラップに目を惹かれた

『綺麗…』

私はこれが欲しいと思い、
レジに向かった

天「なんか買ったの？」

環くんは、特に買うものがないのか
私に問いかけてきた

『うん！綺麗な蝶のストラップを』

環くんはそうなんだ！蝶は綺麗だよねて、言った

『環くんは蝶が好きなの？』

私は環くんが蝶を好きなのか、尋ねてみた

天「う、うん…好きだよ」

なるほど、環くんは蝶が好きだと
私は心にメモをした

それなら、この蝶のストラップを渡してお揃いに！
私がそんな下心を出しているとき

『…甘い、匂いがする？』

そう、
周りから甘い匂いがして思わず立ち止まる

天「？あっ！アソコにクレープあるね」

クレープ？今日は知らない単語がいっぱい

天「食べてみる？俺が買ってくるよ」

『えっ！？別にい…ー、って行っちゃた…』

彼の行動の速さに驚いた
でも、意外な一面が知れたことに嬉しいかも

私がベンチに座っているとき

モブ1「ねぇえねぇ、そこの彼女！」

モブ2「俺たちと遊ぼうよ～」

面倒臭い、男性達にナンパされてしまった

『…はぁ、私は今、人を待っていますので結構です』

私は男性2人に冷たく言い放つ
男性2人は諦めが悪いのか、粘り強い

『…本当に、人が待っているの！！』

あまりのしつこさに私は強く言った
私の態度に怒ったのか、モブ1が殴りかかってくる

えっ！？殴られる！！

少しでも、
衝撃に耐えられるように目を瞑って手で顔を隠す

しかし、一向に痛みがこない

モブ2「ぐっ！」

天「Aさんは俺の彼女だ」

モブ1「なっ！？お前！！ーーくっそ！！」

男2人が逃げ去る声が聞こえて、
恐る恐る目を開ける

『環「よかった！！」ほぇっ？』

すぐ目の前に環くんの顔があって
えっ！？私は今、もしかして抱きしめられてるッ？！

私が混乱しているのに、
気づかない環くんがいっきに喋りだす

天「ごめん！店が混んでってなかなか買えなかった！待ったせてしまたし、男達に絡まれて殴らせそうになったよね！？！怪我はしてない！痛いところは？！
あぁ、すぐに病院に行こッ！！」

待って待って、沢山喋んないで
環くんは私の肩を掴んでガクガク揺らす
ちょっ、吐く…

『た、た、環くん！落ち着いてッ！

殴られる前に、
環くんが助けてくれたから怪我はないよ

それと、環くん…先、私の事彼女て…』

私がそう言ったら、
環くんの顔が真っ赤になる