悪魔の世界にヴィランがトリップした 2 (ページ31)

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悪魔が77人ページ31

う、嘘だろ…！先生も同じ気持ちなのか…！
驚きのあまり涙はとっくに引っ込んだ

「貴様を他のゴミ共にやるくらいなら、

いっその事、殺したほうがマシなくらいだ…」

先生…。嬉しいけど、
物凄く物騒な事を言ったよな…←

「本当は、断るべきなのだが、

オマエを狙うゴミが多すぎる……」

それは先生にもあってはまるぞ…
モモノキ先生とかなァ～

「だから、一度しか言わない耳をかっぽじて聞け

ーーーーー俺のモノになれ、ヴィダ」

カルエゴ先生の顔を真剣な眼差しで俺を射抜く
そんな顔をするのはズルいなァ…！
返事はとっくに覚悟できてる

『…はい！カルエゴ先生！』

俺は勢いよく先生に抱き付く

「なっ！急に抱き付くな！危ないだろうがアホ！」

そんなこと言って、ちゃんと支えてくれるだろ

『ふふふ、カルエゴ先生』

「…何だ」

俺はカルエゴ先生を見ながら言った

『俺、カルエゴ先生を好きになってよかったです』

俺は今までて一番いい作り笑いじゃない笑顔で言った

「！！そうか」

先生の顔はいつもは見れない優しい顔をしていた
えっ！写真写真！！誰か、カメラを寄こせ！←

チュッ

「なっ！貴様！？」

やられたままでは、癪だからなァﾆﾔ

『カルエゴ先生、浮気しないで下さいよ』

俺はニヤつきながら、言った
多分、俺は今凄くイキイキしてるだろうなァ～

「…はぁ、貴様もな」

先生は俺の頭を軽い小突いて、
大人の色気を出しながら、悪い顔をした

うっ…大人の色気はズリい…ッ

父さん、母さん、空、爺ちゃん

ごめんなさい、俺だけ幸せになってしまって

でも、もう少しもう少しだけ、

大事な悪魔の腕の中に浸からせてほしい…

だから、今は元の世界の事は忘れさせてくれ…

安心しろ、復讐は必ずやり遂げる…