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悪魔が72人 ページ26

バラム先生と会場の中庭まで来ると

「怖がらせちゃイケないから…」

少し寂しそうに言って、後ろ姿が小さく見えた

「あ!ヴィダ」

「あーッ!ヴィダちいつもと違う!」

「いつもの髪型もいいと思うが、

その髪型も似合っていると思う…」

「えーヤダよ

いつもの方が好きーー」

クララのその一言で気が付いた
今の髪型をカルエゴ先生に見せたら、
どんな反応してくれるのか…

『色んな髪型に挑んでみるか…』

「いいのではないか

髪型だけではなく、色々な服装の貴様を見てみーー」

「ヤダヤダ!いつものがイイ!!」

「邪魔をするなウァラク!」

「まーまーアズ君…

ヴィダさんも来た事だし、皆で回ろうよ

ね、クララも一緒…に」

その時、えっ、クララが増えた…!

クララの掛け声で「ウァラク一家見参!」
一通りの口上を述べポースを決めた仲良し家族は

「ではっお祭りの出動、いってきまーす!」

嵐だった

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作者名:まっしろ | 作成日時:2021年2月6日 19時

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