ヴィランがDr.STONEの世界にトリップ！ (ページ10)

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ヴィランが8人ページ10

俺がそう言ったとき

千空は俺を怪訝な顔で見た

俺はそんな千空を無視して、説明した

『俺のこれは個性て言うんだよ』

皆は首を傾げながら
多分頭の中は疑問符ていっぱいだろう

ゲ「個性て？あの一人一人の特徴みたいな感じー？」

『半分正解だが、半分不正解だ』

確かにゲンが言っていることは合っているが、
俺達の世界じゃ個性で全てが決まる…

千「どういうことだ？」

俺は子供でも分かるように説明した

『俺の世界には、俺の様に多種多様な個性がある…

例えば、
俺みたいに傷を治す個性や崩壊の個性、
身体強化の個性。

数えたらキリがない沢山の個性がある。

そして2つの特徴がある…』

もちろん、読者の皆も想像している

『"ヒーロー"と"ヴィラン"がいる…』

千「はぁ？ヒーローとヴィラン？」

ゲ「えーとー？アニメとかでよく見るヤツ？」

なるほど

この世界は俺達の世界よりずいぶん平和なのか…

『アニメでは、分からないが

俺の世界では市民を守るヒーローと、

ヒーローの邪魔をするヴィランがいる』

コ「そのヴィランとか言う奴は悪だ！

ヒーローが市民を助けるのに

ヴィランは邪魔をするのか！？」

ヴィランが悪ねぇ…

それでも、
俺にはいや、俺達にはやらなきゃいけないことがある

金「貴様はどっちなんだ？」

金狼が俺にどっちか聞いてきた

そんなの答えは一つしかねぇだろう

『俺はーーーーーーー"ヴィラン"だよ』ﾆﾔ

周りの皆が目を見開いた

銀「えーーーー？！！嘘！！！俺達死ぬ！！やだ！！金狼！！コハクちゃん！！助けてぇ！！」

いや、うるせぇ

頭に声が響く

俺は近くにあった石を軽く投げて銀狼を気絶させた

金「銀狼ー！！」

金狼が銀狼に近づく

コ「貴様！やはりてきか？！」

はぁ、なんでここの餓鬼は落ち着きがねぇかなぁ

俺は溜息が出るのを耐えた

千「落ち着け。

お前らだいたい

コイツが本気出したら俺らはとっくに死んでる」

まぁ、そうだな

ここの奴なら5分かからねぇ

ク「確かに！」

クロムは納得したようだ

ゲ「なんで？ヴィランになったの～？

理由もなしにヒーローの敵を選ぶわけがないよね？」

俺にメンタリストで勝負するのか？

まぁ、
どうせここに居る奴らに話しても
俺はすぐにあっちの世界に帰る

『俺の家族は2回……ヒーローに殺された』

皆(ッ！？！？！)

千(2回…ヒーローに…)

ゲ(えーー！！それはヒーロー恨む訳だよ！！)

千空達が
そんな事を考えているなんて俺は知らなかった