ヴィランがDr.STONEの世界にトリップ！ (ページ9)

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ヴィランが7人ページ9

？「いいのか？！千空？！！」

女は焦った様に、千空に聞いた

千「あぁ、コイツは司の仲間じゃねぇようだ。

それにコイツが力を貸してくるなら、

おありがてぇ。敵にするよりマシだ」

千空は少しイレイザーに似てると思った

ーーーーーーー

それから俺は千空が作った

機械で酸素を送るのを手伝った

『はぁ…、久しぶりにこんなに動いた…！』

柄にもなく俺は少し疲れていた

近くに千空の気配がしたのがわかった

千「ククク…。

それにしては、ずいぶん余裕そうじゃねぇか」

余裕そうか

まぁ、俺の居た世界と比べたらなぁ

千空がゲンに何か問いかけているのが聞こえた

千「あさぎりゲン。大樹と杠は元気にやってっか？」

大樹と杠？

恐らく仲間なのだらう

ゲ「あ～そゆことね

必死こいてる。心の隙にカマかけようと？

勇気あんなあー

メンタリストにそういう勝負挑んじゃう？」

千空がゲンを睨む

まぁ、あんまり怖くねぇけど

ゲ「でも、安心しなよ

引くほど元気だから！

特に大樹ちゃんとなんか底なしの体力！

知ってんだろ？千空ちゃん」

その大樹って奴は体力が底なしなのか…

それにしても、千空ちゃん

ちょっと、引いた

コ「！長髪男の手先確定だ！殺すか？！」

コハクは判断はいいが

決断がはやすぎるのはマイナスだなぁ

なんで女の名前が分かるかって？

それは女の名前を呼ぶ声が一瞬聞こえたからだ

千「待ってバカ

あさぎりゲン、

テメー100億%カマかけに気付いてて

なんで急にアッサリ司の仲間だって認めた？」

その問にゲンは答えた

ゲ「ーー情勢が変わったんだよ

こいつを見たからね

それに、あの子が気になる」

ゲンは俺に体を向けて来た

千「確かに、それは俺も思った

テメーは何者だ？」

何者か

説明するのが面倒だなぁ

実際に見せた方がはやいか

俺はそう判断すると行動は速かった

俺は鎌を自分の腕に "落とした"

周りの皆「ッ！？？！！」

周りの息を呑む音が聞こえた

千「なっ！何してやがる？！テメー！！」

千空は俺に近づき手当をしようとした

だが、俺はそれの手を払いのけて傷を見せた

そうすると、腕から出ていた血がすぐに止まり

傷が綺麗さっぱりなくなった

ゲ「ッ！？バイヤーすぎでしょう…！」

沢山の反応がある

『これで、わかったか？

俺はこの世界の人間じゃねぇ

俺は別の地球の人間だ』

俺はそう言った