ヴィランがDr.STONEの世界にトリップ！ (ページ28)

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ヴィランが26人ページ28

『昔昔あるところに、お婆さんとお爺さんが…』

なんで、俺はが昔話を語ってそれを真面目に科学王国民が聞くという構図が出来上がったのか。
それは数十分前に戻る＿＿

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千「ヴィダ、仕事だ。

この世界に学校を作る！」

カセキの手も加わり、
本格的にラボ作りを進めているとき
千空がそう言ったのがきっかけだ

『学校…。なぜだ？』

確かに千空の言うことには一理ある
まあ、調度暇だし
科学王国民にも良い機会だなァ

『わかった。その依頼受けてやる』

やり方は俺に任せるらしい
はぁ、投げやりだなァ～

それにしても、どうするかなァ

コハク達は文字を知らねえ
となると、そこから勉強ということになるが、
時間がかかり過ぎる…
そもそも勉強をしたくないねえかもしれない
そうなったら、いくら教えても無駄だ…

俺が悩んでいると頭に千空の手がのっかり、
優しく撫でならた…

俺は予想外に体が固まった

千「あんま無理すんなよ」

千空は優しい顔をしていた
そんなことより俺の頭の中は？記号で沢山だ

｟はぁ？今俺の頭を撫でた？誰が？千空が？！｠

とりあえず、カオスな状態だった
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そして今
好きな場所に座り皆は俺の物語を聞く
スイカリクエストの桃太郎を語っている

文字を教えようかと思ったが
皆忙しいから次の機会でいいか

『こうして桃太郎はお爺さんとお婆さんと一緒に幸せ

に暮らしましたとさ。

おしまいおしまい』

語り終わると、歓声が上がり拍手が響いた

コ「ルリ姉の桃太郎とは全然違うな」

『あれは知識継承の為に変化したんだろう…』

あんなワイルドな桃太郎、一体誰が改良したんだよ

ス「ヴィダ！

他の話も聞かせて欲しいんだよ！」

『いいぜ、次は鶴の恩返しの話な』

ク「科学の話にしよーぜ！」

銀「クロム、それは千空に聞いた方が早いと思う」

コ「聞いても微塵も理解出来ないがな！」

千「あー、

お楽しみのところ悪いが

そろそろラボ作り再開すんぞ」

千空の声に皆は返事した
昔ばなしと勉強はあまり関係ねえが、
まぁ、皆が楽しいならそれでいいか…

あっちの世界では皆大丈夫だといいけどなァ…