IDOLー48 ページ49
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ･ﾏｲｸ「だーっ！走ったなぁ！！」
安全な場所まで走る
皆がスッキリした笑顔に、私もつられて笑う
嗚呼、今日から私は自由なのか
という実感にじわじわと奥から湧き上がる
『…ありがとうございます』
ﾎｰｸｽ「？」
『皆と出会えてよかったです。
…もしも皆に出会えてなかったら、
ずっと人形のままだったから、助けてくれて』
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「礼ならいらんよ！
わい達は、アイツらを逮捕したかったんや！」
白い歯を見せて笑うファットガムさん
他のヒーロー達も礼は要らないと笑った
でも、これからどうしよう
私には帰る場所も親戚もいるわけない
ﾎｰｸｽ「Aさんさえよければ、
俺の事務所の寮に住みませんか？」
ホークスさん…。貴方はエスパーですか？←
まるで私の心を読んだみたいに、提案した
『…でも、迷惑かけてしまいます』
私はこれ以上迷惑をかけたくないから、
断ったけれど、ホークスさんは迷惑じゃないと言った
ﾎｰｸｽ「むしろ、来てくれると嬉しいな〜」
ｻｲﾄﾞｷｯｸ「俺も来てくれてると嬉しいですよ！！」
2人は一生懸命に私に事務所の良さを教えてくれる
ﾘｭｰｷｭｳ「いや、必死かよ…」
周りからのなんだろ？
少し呆れている眼差しが向けられている
私はその様子が少し可笑しく思って
つい失礼だけど、笑ってしまう
『…フ、フフフ！』
(((笑った！！！/////)))
シャルティアさん…
私はやっと自由になれました
『それなら、2人のお言葉に甘えてもいいですか？』
2人は嬉しそうにもちろん、と頷いてくれた
本当に、自由なんだ
今日から、自由なんだ
これからは、ホークスさんと一緒にいられる
また少し涙が出そうになる
ﾘｭｰｷｭｳ「Aちゃん、ちょっといいかい？」
リューキュウさんが持っていたのは、1つの巾着
色あせて、ヨレヨレでお世辞にも綺麗なんて言えない
ﾘｭｰｷｭｳ「あと、これも」
『…！！』
リューキュウさんが取り出したのは、
ヴィラが私に見せた
シャルティアさんの骨粉と、リングの入った袋
ﾘｭｰｷｭｳ「もしかしたら見せない方がいいかもしれないと思ったけど…
きっと貴方には何より大切なものかと思ってね、
さっきこっそり会場の関係社室から取ってきたのよ」
震える手を伸ばして、その袋を受け取った
『うぅ、シャルティアさん…ッ！』
ヴィラから見せられたときは、
あんなに悲しかったのに
今は嬉しくって泣く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっしろ(プロフ) - 鈴さん！マヂですか！？教えてくれて本当にありがとうございます！！ (2021年4月11日 16時) (
レス) id: 1acc3e8b90 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - こんにちは！とても面白いですが、誤字が、、、、。体育祭の時点ではまだホークスがNo.3だと思うのですが、体育祭らへんとその後のライブらへんでNo.2になっています、、！ (2021年4月11日 16時) (レス) id: df5b843723 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっしろ | 作成日時：2021年2月22日 20時
