煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「A、小屋をお願い」


「わかった。鉄穴森さん、小鉄君、行きましょう」





無一郎が心配なのは山々だが、2ヶ月で柱になった天才剣士(嫌味)だから大丈夫

それに、小さい頃から人のために頑張れる人って知ってるから





「Aさん…時透殿は大丈夫なのでしょうか」


「無一郎なら大丈夫です」





無一郎がクソ野郎を斬るまで、鋼鐵塚さん達を絶対守らないといけない

万が一、傷一つ付けようものなら師範に半殺しにさせられる




「震えていますが…」


「む、むっ、武者震いです…」




怒る師範を想像したら細胞レベルで震えたなんて言えない






「…ッ！
艶の呼吸 参ノ型 千紫万紅・狂咲」




咄嗟に感じた気配に抜刀し、相手の攻撃を捌く




「ヒョヒョヒョ
今の攻撃をよく捌いたな綺麗な小娘」





上弦の伍、玉壺だったっけ？



無一郎が相手をしていたはずなのに此処に居るということは

無一郎が殺られた？





「あの小僧なら間もなく息絶えるだろう
私の血鬼術によってな ヒョヒョッ」


「間もなくってことはまだ生きてるんだ」





生きてるってことが分かればいい
助ければいいだけの話なんだから





「蛸壺地獄！！」


「…艶の呼吸 玖ノ型 月下香・六連」


「(鍛人に一切攻撃を当てない剣捌き、是非とも作品に取り入れたい！)」






無一郎、早くこっち来てよ
鋼鐵塚さんも、鉄穴森さんも、小鉄君も守りながらってなると私でもキツいんだよ





「Aさん！小鉄少年が…！」





鉄穴森さんの声でハッとした
小屋の中に小鉄君の姿が見えない

クソ野郎の血鬼術が無駄に大きいせいで見逃してた





「艶の呼吸 伍ノ型 炎帝・一隻眼」


「ヒョッ」





血鬼術を全て斬り、相手との距離を大きく離すと
目に入ってきたのは





「くそォ！！何なんだ これ
ぐにぐにしてて気持ち悪い」





無一郎が入っている水鉢の様なものを必死に切ろうとする小鉄君と血鬼術の力で作られた魚




「小鉄君！！！」


「Aさん？」




咄嗟に小鉄君を庇うように抱きしめると同時に背中に燃えるような激痛





「…小鉄、君」



「ごめんなさい…俺…勝手に…」



「無一郎を助けようとしてくれて、ありがとう」





ボロボロと涙を流す小鉄君の頭を撫でる
火男の仮面から涙溢れてんだけどどういう造りなの？





「フーッ…、フー…」






おかしいな
体が麻痺して、背中も痛いのに




すごく、気分がいい




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