煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「(こっ鼓膜が破れた
目が回る立てないだめだ！！早く立て！！早く！！)」

「(攻撃が来るぞ！！)」



「炭治郎！！」




攻撃を喰らうすんでのところで俺を呼ぶ声が聞こえたと思えば、体が急にフッと軽くなる




「A！？」


「遅れてごめんね！もう大丈夫だからね！」


「(聞こえない…)」





俺を軽々と担いで助けてくれたAの首元と額には痣のようなもの

慎寿郎さんの言っていた痣はこの事か…
Aの傷と出血であの動きができるなんて普通じゃない

それに、いつものAよりずっと濃い匂いがする





「(…小娘？柱か？なんだあの額と首元の痣は
黒死牟様の痣に酷似している)」



「不死川さんの弟と禰豆子ちゃんを返せ糞餓鬼！！」



「黙れ。減らず口を叩くな小娘」



「うっざ！！！」




Aは青筋を立てながら、鬼のことをギロりと睨みつける

そんな一触即発の状況の中聞こえたのは




「きゃーっ！A！！Aがいたのねっ」




甘露寺さんの声だった





「蜜璃ちゃん！あの鬼が不死川さんの弟と禰豆子ちゃんを殺そうとしてるの！」


「なんですって！ちょっと君！おイタが過ぎるわよ！
禰豆子ちゃんと玄弥君を返してもらうからね」


「そーだそーだっ！！」



「黙れあばずれ共が 儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ」




よく似たような2人の言い種にあばすれというなんとも言えない言葉で黙らせた上弦の肆


Aと甘露寺さんは信じられないとでも言うように口をあんぐり開けて顔を合わせている





「共鳴雷殺」




相手の攻撃が来る！
上弦の肆だとAと甘露寺さんに伝えてないことを思い出し咄嗟に叫ぶ




「A！！甘露寺さん！！」




「艶の呼吸 漆ノ型 凄艶・金蓮花」

「恋の呼吸 参ノ型 猫恋しぐれ！！」





「私怒ってるから！見た目が子供でも許さないわよ」


「蜜璃ちゃんと私は一途よ馬鹿！」





「(この小娘ども、攻撃自体を斬りおった)」





目にも留まらぬスピードで攻撃自体を斬った2人
ものすごい連携だ、煉獄さんの継子を経験している2人にとってなにか繋がる部分があるのだろうか…


うーん…それにしても凄すぎる…




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〜大正コソコソ噂話〜


Aの使う艶の呼吸 漆ノ型 凄艶・金蓮花は、
姉弟子である蜜璃ちゃんの恋の呼吸から得た技だよ

艶の呼吸の中では数少ない攻撃自体を斬れる技なんだって




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