煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「…」




鯉夏花魁に本当のことを伝え隠れさせてもらった

息を殺して炭治郎と鯉夏花魁の会話を聞く
約束通りなにか伝えてから部屋を出ていってくれるみたいだ
自分の心臓の音がこれほど五月蝿いと思ったことはない。あ、師範と喋っている時は例外ね((




炭治郎がでていく



それと同時に、
上弦の参と似たような圧力をこの身で感じる




「…ッ」





「そうよ 忘れないように喰っておかなきゃ
あんたは今夜までしかいないから ねぇ 鯉夏」





肺いっぱいに呼吸を吸う
今だ





「艶の呼吸 陸ノ型 奇麗の赫焉」


「！！」




鯉夏花魁に手をかけようとしていた鬼の手を
勢いよく切り落とす




「A、ちゃん」




「アンタ、いきなり切りかかってくるなんていい度胸してるじゃない」




鬼の目には上弦の陸と刻印されている
道理でこの圧力。それにこの顔、宇髄さんの怪しいと睨んでいた「京極屋」の蕨姫花魁じゃないか
若くて綺麗な人しか食べない理由はそういうことなのか
とりあえずすごい格好だな





「人を喰べても美味しくないんですよ？知ってました？」




私のその言葉に青筋を立ててこちらを睨む上弦の鬼
うえええこっわ




「お前、随分と生意気ねえ。でもお前、柱とほぼ互角の強さ、おまけにその稀に見る綺麗な顔。私が骨の髄まで食べてあげる」



「遠慮、しておきますね。私美味しくないので」




そう言ってニコリと笑うと同時に刃先を相手に向けて構え、





「艶の呼吸 弍ノ型 高雅の火輪」





戦いを始めた





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