またねがあれば【snr】 (ページ14)

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7話ページ14

Aside

会社で仕事をしていると、ピコンっとLINEの通知が。

見てみると志麻さんからだった。
『(なんだろ…)』

見てみると驚きの一言が。

志麻今日2人で飲めへん?話したいことあるんやけど

『(うーん…どうしよ)』
断るにも断りづらい上に、今日は何も予定がなかったため、OKすることに。

A全然大丈夫ですよ!

志麻じゃあこの前の店で8時半に集合な!

A了解です!

？「へぇー、志麻くんと飲むんやーw」
急に後ろから声がし、思わず振り返ると今1番会いたくなかった人が。
『折原先輩…、びっくりさせないでください』
私がそう言うと、先輩は頬を膨らませ、
「だって俺が呼んでもスマホに夢中で来なかったから来ただけなんやけどー…」

まだ画面を見ながらつんつんした様子になる先輩。

あれ、こんな幼児みたいな感じだっけ？

『まあまあ…何時でも言ってくれれば飲みますよww』
私がほぼ半笑いでそういうと、いきなり瞳をきらりと輝かせ、
「じゃあまた今度絶対飲もうな！約束！」
と言って小指を絡めて指切りげんまんをした。

……は、…で…………やな！

？？？？？？
？？？？？
あぁ、またこの記憶か。

先輩と話すといつも過去の記憶がよみがえってきてなんだか気持ちが悪い。

諦めきれたと思っていたのに、諦めきれていなかったらしい。