検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:29,644 hit

3話 ページ6

Aside

ガブッ……
ジュルジュル

自分の血がどんどん無くなっていくような感じがした。

それよりも血が1箇所の浦田先輩が噛み付いているところに集中してる気がして、なんだがよく分からない感情に包まれる。

でも、あまり苦しさは感じなかった。

「……んぅ……っ…」

さ「うわ、Aもそんな声出すんやね…」
そう言って、興味津々な顔でこちらを見つめる。

『(やばい、そろそろやめて…)』
そう思ったが、声が出せなかった。
どことなく目の前がチカチカし始めて、ぶっ倒れそうな感覚。

せ「うらたん!そろそろやばいんじゃ…」

薄れていく意識の中、折原の声だけが脳内に心地よいほど響いていた。

最後に見たのは、驚いたような坂田の顔だったなぁ…。

.
.
.

パチッ

再び目覚めると、また白い天井が目に入る。

えっと…。確か、浦田先輩に血吸われて、貧血になってそのまま倒れた…はず。

そんなことを考えていると、視界にドアップで、誰かの顔が飛び込んできた。

?「あ、起きた?」

「坂田…?びっくりしたじゃん!」

坂田だ。

坂「体調どう?少しは良くなった?」

「あー……まあまあかな。」

少しクラクラするが、まあ、気にしない。

坂「さ、うらさんが謝りたいって言っとるし、リビング行くか!」

『えー、浦田先輩に会いたくない…。あの人何するかわかんないもん…』

さ「いいからいいから、今度なんかされそうになったら、俺と千羅で守るから!ね?」

『絶対だよ!?』

さ「うん、約束ね」

『ありがと。坂田も割と優しいんだね」

さ「割と優しいってなにw…良かった。Aの笑った顔やっぱ可愛いよ?だから悲しい顔せんとって?」

そう言って、優しく笑った。

--------キリトリ線--------
だいぶリメイクしましたね…!

なんか前の自分の語彙力の無さに泣きそうになってきます…w

この作品書いてる時ほぼ何も考えないで書いてたら、いつの間にか前の話と似たような展開に…w
許してくださいw

5話→←2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 吸血鬼 , 浦島坂田船
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こころ | 作成日時:2020年7月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。