吸血鬼さん。【歌い手】 (ページ13)

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10話ページ13

Aside

前回のおさらい！
坂田くんの準備が遅く、早く行きたい私と浦田先輩は2人で学校に行くことに！

浦田先輩と2人きりとか、めっちゃ気まずい…

だってさ、初めて血を吸われたんだよ！？

痛かった！w

それからあんまり話してないし…

そんなことを考えていると、浦田先輩が口を開いた。

浦「…あのさ、家に住んでくれてありがと。」

「いや、感謝されるような程でもないですけど…」

浦「今まで平気で先輩にタメだったくせになんで急に敬語？wwタメでいいのにw」

「あ、ごめんw」

意外と普通に話せる自分にすこしびっくりしている。

てか、ここ、めっちゃ遠くね？

まだ山の中なんだけどw

「………めっちゃ遠くね？」

浦「うるせえよ？少しは我慢しろ」

「ぴえん」

そんなこんなでもう10分ほど歩いた。

歩き出して15分ほどたった。

やっと街へ出た。

てか、時間を見るとあと、5分くらいしかない。

え？

「待って、遅刻するくね？」

浦「うん。走る？」
「え、やだ」

浦「でも、遅刻したくないんでしょ？」

「………うん」

そういった瞬間、いきなり手を掴まれ、走り出した。

「…！？ちょっと！いきなり走り出さないでよ！」

浦「うるせえよ！遅刻したくないならこうするしかないだろ」

意外と浦田(イキリちびたぬき)先輩の足ははやく、3分後には校門についていた。

「はぁ…ありがとう」

浦「どういたしましてー、じゃあ、頑張れよ」

「頑張るw」