チャニョルくんとギョンスくん、と…セフンくん！？ (ページ19)

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妬いた…って。なんで。

なんでよ。

何に妬いたの？

変な期待、

勘違い、

させないでよ。

心の中でチャニョルが大きくなる。

CY「そのまんまだよ。妬いた。」

「そ、そっか…」

CY「そっかしか言わないの？」

「だ、だって妬いたって言われても何に対して妬いてるのかいまいちわかんないし
反応しづらいし！！！」

CY「そんなん決まってるじゃん」

「な、なに！！」

CY「それは教えないよ」

「ええー！そこまで言っといて！！」

CY「はは笑でも、いつものAに戻ったからよかったよ。」

「もー話逸らさないでよ～～」

CY「はいはい」

いつもの立ち位置がまるで逆転したようだ。

正直本当に何に対して妬いたのか。

はっきり言ってくれないとわからない。

みんなから鈍感鈍感と言われて

…その通りなんだと思う。

セフンもチャニョルも教えてくれない。

途中まで言っておいて…！

その日の撮影は無事終了した。

翌日の撮影も予定通り終わり、

3日目を迎えた。

いつものようにメイクを始める。

KS「今日は、僕からお願い。」

「おっけーわかった。じゃあ座って」

KS「うん。ありがとう。」

「ギョンスくんからメイク始めるなんて新鮮だなあ」

KS「取られたくなくて…」

「何を？」

KS「今日の午後…。」

「え、？午後？笑誰に？笑」

KS「Aの、今日の午後。

僕に欲しくて。」

午後は特に何もなく、

普通に日本の街を散策しようかなあとか

考えてたところだった。

「うん…いいよ。あげる。って笑笑

上から目線だねなんか。ごめん。笑

午後、どっか行こう！」

KS「うん。ありがとう。よかった。」

そう言ってギョンスくんは優しく微笑んだ顔を私に向けてくれた。

KS「どこいきたい？」

「普通に観光とかしたいな～って思ってたんだけど。やばいよね…？」

KS「うーん、場所にもよるけど、今日は平日ど真ん中だし、、、、。マネヒョンに相談してみるよ。」

「無理しなくていいからね。」

KS「無理してないし、Aがいきたいところに僕は行きたいの。」

ドキッとしてしまう。

この胸の高鳴りは

何の高鳴りなの？

自分でもイマイチよくわからない。