チャニョルくんとギョンスくん、と…セフンくん！？ (ページ14)

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ご飯も済み、2人で裏口からお店を出る。

セフンは最高の友達だ。

そして

こんな私を好いてくれたということも。

全部全部

本当に嬉しい、

だからこそ

セフンのためにも

私は頑張る。

まずは、気持ちをはっきりさせる。

2人のことが頭に残ったまま適当に過ごすなんて

2人に失礼だ。

チャニョルと過ごせなかった中学校3年間分

ギョンスくんと過ごせなかった高校3年間分

2人と過ごせなかったこの空白の期間を

今から埋めよう。

2人のことを、ちゃんと知ろう。

どちらかに決める。だなんてことはしたくない。

自然と自分の気持ちが傾く方に

私は気持ちを伝えるんだ。

もしかしたら、チャニョルのことを好きになるかもしれない。

もしかしたら、ギョンスくんのことを好きになるかもしれない。

もしかしたら、どちらも好きになってしまうかもしれない。

もしかしたら、どちらも好きにならないかもしれない。

もしかしたら、他のメンバーの方を好きになってしまうかもしれない。

いいんだ。それならそれで。

はっきりするなら。

ただ１つダメなのは

曖昧なままにしておくこと。

「セフン、今日は本当にありがとう。

明日はお昼頃日本に向かう予定だから、

ゆっくり休んで。」

SE「ありがとうヌナ。ヌナも休んで。」

「うん、バイバイ。」

こうしてセフンとばいばいした。