20 ポップな人 ページ22
翌日、私は休みだったので園内を見て回ることにした。
どこかのお姫様じゃないが、陸の世界にはそれなりに興味があったので一度見てみたかったのだ。
モルガナ様に教えてもらった魔法で人間のような地味な格好に。
園内は人で賑わっていて、活気に溢れている。
海の底とはまた違った賑やかさだった。
たしかここは.....マーメイドラグーン.....だっけ？
そこはなんだか海の底のような場所で、色鮮やかな物がたくさんあった。
???「ねぇ、君」
「え？」
背後から声を掛けられ、振り向くとこの場所と同じような色合いの服を着た男の人が立っていた。
???「君、昨日セイリングで歌ってたよね？」
「えぇっ！？」
この姿でバレちゃうの！？
これは私の落ち度が問題！？
「な、なんでそう思うんですか？」
???「あ！誤解はしないで！僕怪しい者じゃないから！僕はP.A.オーシャン・シーマリン！気軽にオーシャン、もしくはオーちゃんって呼んでね☆」
「オーシャン.......?」
???「僕はマーメイドラグーンのデザイナーなんだ。昨日は偶然セイリングに行っててさ。そこで君の歌を聞いたんだ！」
「そうだったんですね。すみません......なんか勝手に勘違いしちゃって。」
オーシャン「いーのいーの！僕が急に声かけちゃったのが悪いんだし！そういえば君の名前は？多分だけど、ヴィランズだよね？」
「はい。モルガナ様の手下のAです。」
オーシャン「ってことは.....元々は海に住んでたってこと！？それにAって......」
「どうか、しましたか？」
オーシャンは考え込んだ。
一体何が気にかかったのだろう。
オーシャン「もしかしてなんだけど、君ジョーを知ってる？手下としてじゃなくて、海の住民として。」
「.........!?どうしてあなたが彼の名前を......!?」
オーシャンは「やっぱり」と呟いた。
オーシャン「ちょっと僕のアトリエまで来てよ。君に色々聞きたいことがあるんだ」
オーシャンに言われるがまま、彼のアトリエに案内された。
彼は、ジョーとどんな関わりがあるのだろう。
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ももか(プロフ) - 感情移入してしまいとても辛く涙が出ました。 (2022年10月20日 22時) (
レス) @page50 id: f3e8da423f (このIDを非表示/違反報告)
壱加(プロフ) - 机の上の靴さん» コメントありがとうございます！最後はちゃんと笑顔で終わるっぽいので今のうちに泣いてください(((( (2020年5月28日 18時) (レス) id: 26cd84f321 (このIDを非表示/違反報告)
机の上の靴(プロフ) - いよいよ終わりが近づいてる気が...!!! なんか悲しいラストを迎えそうですね（ ; ; ）最後まで楽しみにしてます！！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: da06bfb863 (このIDを非表示/違反報告)
壱加(プロフ) - あんかけさん» コメントありがとうございます！一応今のところブラックですが最後はちゃんと笑顔で終われるよう頑張ります！もう少しの辛抱です！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 26cd84f321 (このIDを非表示/違反報告)
あんかけ(プロフ) - 突然すみません（ ; ; ）このお話はハッピーエンドですか！？もう心が痛くて痛くて、、、 (2020年5月28日 18時) (レス) id: 5943b818e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱加 | 作成日時：2020年5月20日 15時
