102 恋仲 ページ8
翌日、私はレディースメンバーに昨日のことを伝えると、みんなが祝福してくれた。
ヴェール「色々あったけど、二人の恋が成就したようでよかったですわ〜！」
「ごめんね.....色々一人で勘違いしちゃって......」
ハーデス「終わりよければすべてよし、っていうわ。おめでとう。」
ホック「あぁ。いい結果が聞けて私たちも嬉しいよ。」
ファージャ「なぁ！もうどこまでいったん！？」
「まだぎゅってしただけだよ、昨日の今日でなんも」
スカー「あ〜、私もダーリンとなりたいな〜！」
「じゃあ今度はスカーの恋愛を応援しようか」
みんな私の幸せを自分のことのように喜んでくれている。
みんなには、もう感謝しかない。
V「今日のリクルーターは用意しておくように」
スカー「は〜い！A、いきましょ〜！」
ヴェール「あ、待ってくださいまし〜！」
私は用意を済ませ、玄関で他のみんなを待っていると、突然誰かに背後から抱きつかれた。
「エイトフット、邪魔なんだけど」
エイトフット「つれねぇなー、その返事。」
なにかと今朝からくっついてくるエイトフット。
磁石か！と言いたくなるくらいだ。
なんというか.....甘えられるのは一向に構わないのだが、私のなかで彼はクールで失礼だけどどこか優しい、という常識人だと思っていたのでなぜか今のエイトフットがエイトフットじゃないような気がしてならない。
エイトフット「お前、今俺に失礼なこと考えてたろ」
「なんでわかるの？」
エイトフット「そういう顔してたから。」
心の中まで覗きこんでくるとはどれだけ失礼な人なんだ。
マルフィ「二人とも、イチャイチャするのは構わないけど、場所を考えようか。」
「エイトフットがひっついてくるんだよ.....」
エイトフット「こいつが誘惑してくるから仕方ないだろ」
とんでもない暴論である。
V「うわぁリア充だ......」
あ、恋人どころか友達もいないミスターだ。
V「A、それ聞こえてる」
エイトフット「わりぃな、先にデキちゃって。」
V「あとでお前覚えとけよ」
その後、ダルメシアとスカーがひっついて仲良くやって来た。
ダルメシア「離れろ！離れろ〜！」
スカー「私たちもAみたいになりましょ〜！」
ヴェール「ハァ......今日のリクルーティングが心配ですわ」
スキャター「苦労の多そうな面子ですね.....」
あぁ、本当に。
私はエイトフットを剥がして、リクルーティングに向かった。
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壱加(プロフ) - 机の上の靴さん» 前にもコメントしてくれましたよね！？ありがとうございます！今後とも応援よろしくおねがいします！ (2020年5月20日 15時) (
レス) id: 26cd84f321 (このIDを非表示/違反報告)
机の上の靴(プロフ) - 最高の作品ありがとうございました！！とても面白かったです！これからも頑張ってください！！応援してます (2020年5月20日 15時) (レス) id: da06bfb863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱加 | 作成日時：2020年5月19日 14時
