9 静かな夕食 ページ10
あれから私は少し質問されたあとまた部屋に行ってしまった。
多分転校生来たけど最初は質問されるけどだんだん興味なくなってって結局ぼっちになるやつだこれ。
そんなこんなで今は夕食。
スキャターが作ってくれた夕食を食べている。
このカレーうめぇ。
マルフィ「食事をする私も美しい......」
スカー「食事してるダーリンのほうがかわいいわ♡」
ダルメシア「うぅっ......」
うわ......食卓は元々の家よりもにぎやかだ.....家はテレビの音があっただけで会話は少なかったもんなぁ......
まぁ今も私喋ってないからどっちにしろ私は静かで草
スキャター「あ、あのAさん!」
「は、はいっ!?」
スキャター「あの.....どうですか?」
「え、え?何が....だろう?」
スキャター「料理、初めてですよね?私の料理食べるの.....」
「あぁ......美味しいですよ。すごく。」
スキャター「そうですか?!Aさんがそう言ってくれて嬉しいです!私あんまり褒められたことないので......てっきり美味しくないのかなって......」
「これはスキャターさんの実力なんだから、自信を持てばいいんですよ.......ってえぇぇっ!なんで泣いてるんですか?!」
スキャター「いえ......この職就いてから褒められたの初めてで......」
スキャターさん........
ってかみんな一人泣いてんのによく喋ってられるな.......
「ほら、ハンカチあるので涙拭いてください.......」
「あ、ありがとうございます......いやぁ、Aさんが居てくれてよかったなぁ。」
顔のバツ印が、スキャターだけはがれたような気がした。
その時の食事は、静かではないと思いました。
カレーうまい
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作者名:壱加 | 作成日時:2020年3月26日 15時