40 私が人間界に居た理由 ページ42
ランドールさんに案内されたのは、秘密の実験室。
ランドール「おい、A。いつまでもその男の後ろに隠れんな」
「えっ、私の名前.......」
V「名付け親はランドール様だぞ？まさか、今まで世話をしていた人間がつけてたとでも？」
「いや普通そう思うじゃん」
とりあえず......本当の親はこっちってことかな。
ランドール「しばらく見ねぇうちに成長したっていうか......なんというか......」
「あの......」
ランドール「なんだ？」
「なんで私は人間の世界に居たんですか？他の手下の人達はなんか人間界に居るのってこの期間だけらしいし.......」
ランドール「それはだな......お前は俺が産み出した存在ってのはわかるだろ？」
「えっ.....あなたが産み出したって.......あなた女......？」
ランドール「ちげぇよアホ！お前は元々俺の眼鏡だった。それを俺のヴィランズの魔力でお前は人間の姿になってんだ。俺が産んだわけじゃねぇ。」
「最初からそういえばいいのに.......」
ランドール「Mr.V。こいつ本当に俺の手下か。」
V「彼女少しずれてるんです。」
ランドール「そうか.......でまぁ話を戻して.......お前は産み出したとき、魔力が尋常じゃない奴だった。魔力というか.....絶望の力というか。」
この間エイトフットも言ってたな.......?
ランドール「でお前は、その力を少しでも弱めるために人間界のヴィランズとかそういった類いのことに理解のある大人の元に送られたんだ。一時的に人間になる魔法をかけられてな。」
「じゃあ.....私はまだその魔法がかかってるんですか？」
V「お前がハイタワーに入ったと同時に解けたさ。本来普通の人間はあのハイタワーにはタワーオブテラーという形ででしか入れない。スキャターは私が強力な魔法をかけていて大丈夫なだけだ。お前の一時的に人間になる魔法は、人間界......あの夢の国の外でしか持続しないんだ。」
ややこしい。
とりあえず私は今その魔法がかかってないんだね。
ランドール「お前......話についてきてる？」
「一応.....」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：壱加 | 作成日時：2020年3月26日 15時
