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27 感じる悲しさ? ページ28

エイトフットside

仕事が少しキリのいいところまでいったんで、下まで降りると、新入りが走って外に出ていった。

エイトフット「なー、新入りが廊下走って外出てったけど何?」
マルフィ「スカーを探しに行ったのさ。」
ジャック「ダルと色々あってねー。」
エイトフット「ふーん.....」

ってか、あいつ走れたのか。
すっとろそーな見た目してんのに。
寸胴第2号だよあれは。

マルフィ「エイトフット、君ずっと仕事してたのかい?」
エイトフット「まぁな.....書類が終わんなくてよ.....」
マルフィ「うぇるうぇる......徹夜もほどほどにしたまえよ.....」
アップル「そういえば、エイトフットはもうAとは話したのか?」
エイトフット「いや。こないだあいつに名前間違えられてキレたぐらいだな。」
ジャック「話しなよ〜!」
エイトフット「あ?なんでだよ。」
ジャック「面白いよ〜あの子。見てて飽きない♡」
ヴェール「まぁ!ジャックさんAさんを面白がってましたの!?最低ですわ!」
ジャック「ヴェ、ヴェールちゃん、そういうわけじゃ......」
ホック「女を面白がるのはクズのやることだぞ」
ファージャ「乙女心ってもんわかってないなー。紙切れは。」
ジャック「なんで僕こんなに言われてるの!?」

面白そうねぇ.....そうには見えねーけど。

でもまぁ、何かは抱えてそうだけどな。
いつも無理矢理笑ってるような......なんていうか少し悲しさを感じる。
それにあいつから感じる絶望.......あれはただもんじゃねぇ。
こいつらは気づいてないのか?

ま、俺には関係ないことか。

エイトフット「さて、俺は仕事に戻るかな」
マルフィ「またかい!?」

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作者名:壱加 | 作成日時:2020年3月26日 15時

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