2 ここがあの世 ページ3
目が覚めると、何やら不気味なホテル(?)の前にいた。
今は夜のため暗いので、不気味さは二割増しくらいに見える。
「ここがあの世かぁ......なんか.....思ったより今風だな......」
V「あなたは面白いことを言っていますね。それでは中へどうぞ。」
天国の門か.....?
入ると薄暗い廊下が続いていて、エレベーターに乗った。
あ、さっきのはあの世への入口か。
これ上に上ってるし、多分私天国行くんだ。やった。
V「着きました。それではこちらへ。」
私は彼に着いていき、大広間のような所に着いた。
「.......1ついいですか？」
V「なんでしょう」
「ここって天国ですか？」
V「いえ、ホテルハイタワーです。」
「.................................は？」
待って待って待って？んー？Aちゃんパニック！
「あなた、死神じゃ.......」
V「いいえ。私はMr.V。それ以上でもそれ以下でもありません。」
じゃあ私なんで着いてきたの？！
待って？ここ天国じゃないの？もしかして現実？
V「それでは、まずは私の助手を紹介しましょう。スキャター！」
スキャター「はい！」
元気よく登場したのは小柄でかわいらしい女の人だった。
スキャター「話には聞いておりますよAさん！私はスキャターです！よろしくお願いします！」
「よ、よろしくお願いします.....」
よろしくしたくないココ(((
V「ほかのリクルーター達も居るのですが......まだ来る日ではないので紹介できないんですよ。」
「紹介しなくてもいいです」
スキャターさんが慌ててるのがわかった。
なんか悪いなぁ.....
でもまぁ、もうみんなに会わなくてもいいのなら、ここでもいっか.....
「あの、ここって一人部屋あるんですか？」
V「もちろんです。スキャター。案内してやれ。」
スキャター「はい！それではAさん！こちらへ！」
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作者名：壱加 | 作成日時：2020年3月26日 15時
