学園アリス。あなたが好き

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馨「コピーのアリスか…アリス使ってもしんどくなさそうやな。タイプ的に細く長くかな？このアリス初校長にバレんように。気をつけて。」

(名前「はい…。このアリス初校長以外には言っても大丈夫ですかね？」

お姉ちゃんには言ったおきたい

馨「初校長にさえバレんかったらこき使われへんやろ！あんた私と似てるところあるから心配やわ。後、私のこと馨先輩って呼んでくれたら嬉しいな。」

似てるところ？なんだろう…？

A「あ、はい！馨先輩、色々ありがとうございました。」

馨「アリスの正体もわかったし、帰るわ、じゃまたどこかで会うと思うし！」

ほんと嵐みたいな人だ…
けど、一緒に悩んで、アリスを特定してくれた。
嫌な人ではないってわかったしちょっと安心。

A「コピーのアリス…かあ…色々便利そうだな〜」

そんな呑気なことを思っていると、


ガラガラっと病室の扉が開く
そこには思いよらない人物像

杏樹「A」


A「え！杏樹！お見舞い来てくれたの？」

嬉しい…

杏樹「ずっと任務で会ってなかったし、どうしてるのか聞いたら入院してるって聞いてさ、身体大丈夫？」


A「大丈夫！あと1週間で退院できるって！そしたら元に戻るよ！」

杏樹「あんま、無理すんなよ。気にかけてやれてなかったな、ごめん」

A「え、杏樹が謝ることないよ！私が自分で体調管理出来てなかっただけだし！大丈夫！」

気を使わせちゃったな。
けど、こういうお見舞い来てくれたこととか、気にかけてくれてるところ好きだな…

す？き？あれ、私杏樹のこと好きなの？

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