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抱きしめながら背中をポンポンしてると
ゆっくりと口を開き話し出す
木村 ｢みんなが頼ってくれてほんとに嬉しいけど…自分から話せる機会が作り出せなくて、どうすればいいかわかんなかった。｣
『誰かに頼ってなんて無責任なこと言うつもりは無いけど、話すだけでスッキリするならその時はいつでも呼んでくださいよ。私はまさやくんの力になりたい。あの時、話しかけてくれただけで、だいぶ救われたから。』
ゆっくりと話すと今度は笑顔で
木村 ｢デビューしようね、絶対｣
『当たり前じゃないですか？私はまさやくんを抜かして1位になるんで』
木村 ｢それは尚更頑張んなきゃなぁー？｣
2人でしばらく笑いあって、くだらないけど面白い練習生の話で盛り上がって、私たちは練習をした
翌日
センター決め
木村 ｢サビだけでもやって、誰がいいか決めよう｣
一人一人ダンス・歌を披露していく
蓮太だけセンターに立候補しなかった
…少しだけ羨ましかった
まだ若いのにこんなに強くて、芯のある姿が羨ましかった
後藤 ｢センターが見えて全体も見えてめっちゃ華やかになるって言うか、そーゆーイメージで、そーゆー人がええんちゃうかなって思う｣
西 ｢ついて行きたいか、ついて行きたいって思える人がいいよね、｣
大久保 ｢1番ダンス上手い人が前に出たらみんな上手く見えちゃうくらいの人がいい｣
それぞれが思うセンター像があって理想がある
完全に一致とはいかなくても
思うことはきっと似てる
木村 ｢歌だってみんな…まぁ同じくらいのレベルだろうしって言うのを考えると難しいよね｣
ここにいる私を含めた12人みんなそれぞれ色んな過去の経験や強い思いと挫折沢山経験してきたメンバー
それを知ってるからこそ、それを考えると難しい
『…私は誰がセンターになってもおかしくないし文句も言わないけど、この曲にあってるのはまさやくんだと思う。パッとして俯瞰して見た時、1番目が行くのはやっぱりまさやくんで私はそんな人の後ろでファイナルを迎えたいと思う。』
驚いた顔でこっちを見るまさやくんと洸人くん
『…なんですかふたりして変な顔で見ないでくださいよ…』
木村 ｢だって、ねぇ？｣
西 ｢ちゃんと意見言えるようになって偉いね〜｣
って私の頭をぐしゃぐしゃにしてきた
だから私もやり返す
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来未(プロフ) - 主人公がデビュー組に入れないリアルverも見てみたいです！！ (2021年9月21日 21時) (
レス) @page39 id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 設定もお話も大好きです。一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています。 (2021年9月17日 2時) (レス) id: a88ada9405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：manana | 作成日時：2021年9月7日 22時
