はちみつとレモン【短編集】 (ページ22)

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楽屋のドアを開けると

奨｢おかえり〜｣

瑠姫｢仲直り出来たみたい笑｣

2人はニヤニヤしながらこっちを見つめてきていて

蓮｢今まで黙っててごめん。俺ら付き合ってるんよ。だからあんまりちょっかいかけんといて｣

独占欲バリバリにみんなに宣言した蓮くん

年下組は、驚いた顔をしていて

奨｢やっと言ってくれたね｣

豆｢え！？全然知らなかったっす｣

祥｢おぉ、暴露や…｣

なんて反応は様々で、

そそくさと練習に戻ろうとすると

瑠姫｢さっきのはどうだった〜？笑｣

『…こうかばつぐん』

蓮｢言ったそばから2人でコソコソせんといて！｣

思ったよりも蓮くんはそれからベタベタくっつくことが増えて、まぁ私も満更でもないけれど

休日2人でのんびり部屋で映画を見ていた時

蓮｢この仕事してるとさ、なかなか思うように行かないこともあるけど明日香がそばに居てくれるだけで頑張ろうと思えるっちゃけん｣

『な、によきゅうにどうしたんですか』

蓮｢これからも、なんでもない普通の日常に、明日香がいてくれたらなぁって思ってる｣

『…プロポーズですか？それ笑』

蓮｢それはまたいつかね｣

私の王子様は、優しくてダンスが上手で仲間思いで。
時には束縛激しいけど何よりも私のことを考えてくれる人です

これからも沢山思い出作ろうね、蓮くん