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■ ページ6
望side
゛なんで、嫌いになれないんだろ゛
と、優しく微笑む君は、真っ白で、触ったらすぐに溶けてなくなってしまいそうなほど儚く、
俺の心をじーんと温めた。
゛ごめん!笑忘れて〜笑゛
なんて、涙を浮かべ、バレないようにそっと涙を拭き、ぎこちなく笑った。
その姿が、悲しくて悲しくて、咄嗟に
望「…わすれられるわけないやろ」
こんな言葉が出てしまった。
望「つらかったら、いつでもゆうてな、
俺でよかったら、相談乗るし!
あとこれ!連絡先!いつでもかけて!」
少しでも、君の寂しさがなくなればいい。
その一心で、俺は連絡先を渡した。
その後は、゛用事あるから゛なんて逃げた。
公園のトイレに駆け込んだ。
鏡に映る自分は、まるで告白した男の子みたいに
…真っ赤に染まっていた。
寒い街なかを全力疾走したから、と自分に言い聞かせた。
でも、
゛また会いたい゛っていう気持ちは嘘はつけない。
…俺は今日初めてあった子に、Aに、
小さな恋をしてしまった。
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作者名:桃愛 | 作成日時:2018年4月13日 19時