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望side


゛なんで、嫌いになれないんだろ゛

と、優しく微笑む君は、真っ白で、触ったらすぐに溶けてなくなってしまいそうなほど儚く、

俺の心をじーんと温めた。


゛ごめん!笑忘れて〜笑゛


なんて、涙を浮かべ、バレないようにそっと涙を拭き、ぎこちなく笑った。

その姿が、悲しくて悲しくて、咄嗟に


望「…わすれられるわけないやろ」


こんな言葉が出てしまった。


望「つらかったら、いつでもゆうてな、

俺でよかったら、相談乗るし!


あとこれ!連絡先!いつでもかけて!」


少しでも、君の寂しさがなくなればいい。

その一心で、俺は連絡先を渡した。


その後は、゛用事あるから゛なんて逃げた。

公園のトイレに駆け込んだ。

鏡に映る自分は、まるで告白した男の子みたいに

…真っ赤に染まっていた。


寒い街なかを全力疾走したから、と自分に言い聞かせた。

でも、

゛また会いたい゛っていう気持ちは嘘はつけない。



…俺は今日初めてあった子に、Aに、


小さな恋をしてしまった。

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設定タグ:小瀧望 , 藤井流星   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:桃愛 | 作成日時:2018年4月13日 19時

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