今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:301 hit
小|中|大
□ ページ3
Aside
どのくらい走っただろうか。
後ろを振り返ると、誰も追ってこない。
?「…大丈夫ですか?
すいません、急に走っちゃって」
背の高いその男の人は、とろんとした目で優しく微笑んだ。
A「全然大丈夫です
助けていただいて、ありがとうございました」
?「俺、小瀧望って言います
名前とか、聞いても大丈夫ですか?」
さっきあんなことがあったのに、
出会ったばかりの人に名前を教えるなんて、
多分前の私だと拒否してた。
なぜだろう、この人なら多分平気だろう、って
そう思った。
望「………やっぱり、だめですか、?」
背の高い男の人は、しょぼーん、と子犬のような顔をして、私を見つめた。
A「………A…………」
望「……え、?」
A「Aって、…言います。」
寒空の下、君と初めて出会いました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃愛 | 作成日時:2018年4月13日 19時