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Aside


どのくらい走っただろうか。


後ろを振り返ると、誰も追ってこない。


?「…大丈夫ですか?


すいません、急に走っちゃって」


背の高いその男の人は、とろんとした目で優しく微笑んだ。


A「全然大丈夫です


助けていただいて、ありがとうございました」


?「俺、小瀧望って言います

名前とか、聞いても大丈夫ですか?」


さっきあんなことがあったのに、

出会ったばかりの人に名前を教えるなんて、


多分前の私だと拒否してた。


なぜだろう、この人なら多分平気だろう、って

そう思った。


望「………やっぱり、だめですか、?」


背の高い男の人は、しょぼーん、と子犬のような顔をして、私を見つめた。


A「………A…………」


望「……え、?」


A「Aって、…言います。」


寒空の下、君と初めて出会いました。

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設定タグ:小瀧望 , 藤井流星   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:桃愛 | 作成日時:2018年4月13日 19時

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